kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

民主党政権の経済失政を認めることができない呆れた「リベラル」の一例

 緊縮財政やデフレを容認するどころかそれらに積極的な評価を与える、戦前でいえば立憲民政党に相当するような括弧付き「リベラル」がこの界隈で影響力を持っている間は、安倍政権あるいはそれを後継する自民党政権を反政権側の勢力が倒すことなど夢のまた夢だと私は確信しているが、その括弧付き「リベラル」の典型例を示すツイートを下記に晒す。

 

 

 どうやらこの御仁にはご自身が「経済強者」の側に立っていて、そんな人たちに反感を持つ多数の庶民層が「消去法」で自民党に投票してしまうことなど夢想だにしないかのようだ。

 上記「リベラル」のツイートに対する批判的なツイートをいくつか示す。まず一人目の方。上記ツイート主とのやり取りがあるので2件示す。

 

 

 

 さらに、この2人のやり取りに突っ込みが入った。

 

 

 最初のツイートに対して同様の反応を示した方もおられた。

 

 

 そうだね、私も給料は相当減った。それどころか事業の先が怪しくなったので転職に追い込まれた。それで80年代から前世紀末まで住んでいた首都圏(東京)に舞い戻ってきたわけだ。なお、給料の頭打ちは何も民主党政権に限らず、村山富市政権時代に発表された日経連(その後経団連に吸収合併)の「新時代の日本的経営」(1995年)の頃からの新自由主義全盛期を通じてのことだった。それもあって、私は新自由主義に対してきわめて強い反感を持っている。

 ところが、安倍政権になってからは給料が下がらなくなった。金融緩和の効果だったと思っている。安倍政権の経済政策が効いたのは最初だけで、以後は消費増税や「庶民に対しては緊縮(お友達と軍事と原発と外国にはバラマキだけど)」の財政政策が金融緩和の効果を打ち消したおかげで、安倍政権の経済政策を総合的に見れば全然ダメだはと思っているけど、それでも多くの人が民主党政権と比較して安倍政権の経済政策を選んでしまうのは止むを得ない、そう考えている。

 だから、いま野党陣営に求められるのは、民主党政権時代の失敗を認め、どこに誤りがあったか、どうすればそれを正して、かつ安倍政権よりも優れた経済政策を有権者にアピールできるかということだろう。もちろんそれは実現可能なものでなければならないことはいうまでもないが。

 このエントリで批判しているツイートは、その私の認識とは真っ向から反する意見の発信なので、ここにエントリを立ち上げて強く批判する次第だ。

 そのツイートに対するさらに他の方の反応の例を示す。最初、このブログにも時折コメントをいただく知り合いの方かと一瞬思ったが、別人であることはすぐにわかった。

 

 

 こちらは、ツイート主ではなく他の方とのやり取りを記録しておく。

 

 

 

 また別の方の反応。

 

 

 きりがないのでこれくらいで止めておくが、呟きの主の主張がリベラル界隈内でも全く支持されていないことは以上に挙げた例だけでも明らかだろう。

 なお、呟きの主はデフレを歓迎するツイートを過去に発信していた。

 

 

 開いた口がふさがらない妄論だが、おそらくこの呟きの主は熱心な立憲民主党支持者なのであろう。立民がこういう人たちの声に耳を傾けるようなことがあるなら、同党の未来は限りなく暗いと思われる。