kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

玉木雄一郎(民民)、立花孝志(N国)と「党首会談」をやらかして批判を浴びる(呆)

 数日前のことだが、同じ日に、山本太郎(山本元号党)と志位和夫共産党)、玉木雄一郎(国民民主党)と立花孝志(N国党)の2件の「党首会談」が話題になった。前者は議論を呼んでいるが、後者には批判しか聞こえてこない。何しろ自民党に行った長島昭久にまで批判されている。ここでは政治家ではなく嶋﨑量弁護士のツイートを挙げておく。

 

 

 私には、いかにも玉木のやりそうなことだとしか思えない。この人は単に「軽い」だけではなく「右」が大好きなのだ。ネトウヨ根性の持ち主だと言っても過言ではない。

 今でも不快感をもって思い出すのは、「希望の党」設立騒ぎの時に浮かれまくっていたことだ。これがこの政治家の正体だと考えている。

 民進党が分裂して希望の党の単独代表に収まってからも、玉木は「右へ右へ」とウイングを広げて、「『政党支持率3%』だとか言われている」支持を拡大すると抜かしていた。玉木の「『右』志向」の強さがうかがわれたが、その後希望の党及びその後身である国民民主党政党支持率が3%に届いたことは一度もなく、小沢一郎が加入しようが何をしようが支持率には全く影響せず、政党支持率1%前後でずっと推移している。

 

 ところで、私には全く理解できないのだが、「右」が大好きな人たちには「N国党」はそれなりに魅力のある政党らしい。2週間ほど前には下記の指摘もなされていた。

 

 

 山本党の「コアな支持層」にN国に親和的な一定の人たちがいることは私も感じる。そしてそれは、「アンチ立民」や「アンチエリート」に加えて、「右」への親和性の高さが起因しているようにも思われる。

 ずっと前からこの界隈では「『右』も『左』もない」を合言葉にしていたし、小池百合子に積極的にすり寄ったりもした*1。また、極右政党・日本のこころにかつて属していた鈴木麻理子を自由党に引き入れるなどの動きを、同党の支持者たちは批判してこなかった。さらに小沢一郎は2012年頃には「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたが、これに対する支持者からの批判も全くといって聞かれなかった。

 そして、小沢一郎玉木雄一郎とは以前からなぜか馬が合ったのだった。 

 今回玉木雄一郎が見せたような「安易にN国党にすり寄る体質」は、山本党の支持層にも相通じるのではないかと思えてならない。

*1:ただ、都市部の「リベラル」にも小池百合子に積極的にすり寄る傾向があった。小池百合子には右翼的な心情を持つ人たちに対する吸引力と、それとは相容れないはずの「都市部『リベラル』」に対する吸引力の両方をなぜか持っていて(小池百合子民進党の連携に『ワクワク』した人たちが後者の典型例)、それを利用して一昨年の都議選で「都民ファーストの会」を躍進させたのだが、衆院選前の「排除」劇で後者の離反を自ら招いて自滅したのだった。