橋下徹にすり寄る小沢一郎(自由党)と国民民主党(代表・玉木雄一郎)に理も勝ち目もないことは火を見るよりも明らかだと思うが、孫崎享もそう思ったのか、小沢を見限るかのようなツイートを発した。孫崎は従来、小沢を「自主独立派」の政治家として称賛していたはずだ。
わかりやすい。要は「野党」と呼ばれるグループに自民党別動隊を作ることだ。「国民民主党の玉木代表と自由党の小沢共同代表が、橋下徹・前日本維新の会代表の政界復帰に秋波を送っている」(読売)。読売が.かつて、改憲で公の逡巡で、自公でなくて自+維新+希望でと提言したことがあると記憶。
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) February 8, 2019
ここで孫崎は、小沢一郎と玉木雄一郎を「自民党別働隊」だとみなしている。これは正しい(笑)。
「味方」のはずの孫崎が裏切ったことに慌てふためいているのが「小沢信者」だ。以下、上記孫崎のツイートに対する彼らの反応。
こういう単純化した図式にする時の
— 印象派 (@Inshowha) February 8, 2019
孫崎さんは、説得力に欠ける評論家になってしまうのが残念だ!
社会で動きを作り、政治を実現するような経験が無いのが原因だと思い仕方がないのだが、図式的過ぎる。アベ麻生を引き下ろす為に、何をどうするべきかを自分で考えてみるべきだろう。С чего начать?
また下記のツイートでは、「小沢信者」が枝野幸男に責任転嫁している。
私は小沢さんを国民民主に走らせた枝野代表に原因があると思う。小沢さんは野党第一党として枝野さんを立てていた。一つの党や統一名簿でなく複数区も含めた候補者調整を行うことを立民、自由、社民、共産で先に合意してれば民民はついてくるしかなかった。枝野代表の戦略眼のなさが原因。#枝野驕るな
— ゲッターライガー (@take4liger) February 8, 2019
これに他の「小沢信者」である「よしぼー」氏(狂信的なツイートの数々で「小沢信者」ヲチャにはおなじみの御仁w)がさらに反応し、「ゲッターライガー」氏とやりとりを始めた。「希望の党」の一件をめぐって2人の意見が合わないらしい。
ユリコの件も、民進+社民+自由で新党あるいはオリーブの木を創り、ここと共産が密接な選挙協力を行うことにしておれば、ユリコが国政に出て来る幕は無かったでしょう。このオリーブの木の創設に枝野幸男が反対したことがそもそもの発端でしょう。先ず枝野幸男が過ちを繰り返さぬように攻めましょう。
— よしぼ~ (@yocibou) February 9, 2019
枝野を信じすぎてたことは反省してます。しかし、希望の党の件は違うと思ってます。マエハラが共産との共闘が嫌だったので、小池百合子を担ごうとしただけです。小池と組んで共産が乗るかどうかくらいはわかるでしょう?
— ゲッターライガー (@take4liger) February 9, 2019
つづき)
— よしぼ~ (@yocibou) February 10, 2019
なお、2017年9月28日の民進党両院議員総会で枝野幸男含め満場一致で希望の党への合流を決議した時に、枝野幸男が、それまでの、共産党を含めた4野党共闘の枠組みに関してなにか声明を発しましたか。していません。つまり、この点については、前原誠司も枝野幸男も同様という事です。
先の総選挙はめったにないチャンスでした。経験のある候補は民進側がほとんどで、政権党の運営を殆ど握ることができたでしょう。勝たせたユリコは強大でも、与党となった仲間がちゃんとやれば軌道修正が図れました。スカート踏んでも言う事を聞かなくなったら飛び出す覚悟があればいいんです。
— よしぼ~ (@yocibou) February 10, 2019
以上、絶滅危惧種の断末魔の叫びとして記録しておく。
ところで、いまや見境もなく橋下徹にラブコールを送り続ける小沢一郎に対してなお態度をはっきりさせない共産党に対して、下記ツイートのような声があがるのは致し方ないだろう。なお、下記ツイートの主は「薔薇マークキャンペーン」に賛同しておられるようだ。
共産党支持者はもう小沢を見限るべきでしょう。是々非々などと甘いことを言っていてはまた一昨年の希望騒動を繰り返してしまいます。共産党は党も支持者も小沢に甘すぎるのではないかと心配しています。 https://t.co/uQfIqusT6r
— Socialista🌹 (@cysgluala) February 10, 2019