kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

池江璃花子となべおさみ

 池江璃花子は東京都江戸川区の出身で、そのことは3年ほど前に同区の中央図書館で知った。10年近く前以来東京東部の住民になっている私は、それ以来同選手に、応援とまではいかないが関心を持ってきた。

 

sumita-m.hatenadiary.com

 

 以下引用する。

 

サイゾーウーマン編集部「池江璃花子選手となべおさみ、密会報道!  “高額”民間療法を怪しむ「池江関係者」のリーク!?」https://www.cyzowoman.com/2019/08/post_248043_1.html

 

曰く、


白血病を公表している競泳女子・池江璃花子選手*1とタレント・なべおさみの“奇怪なる巡り合い”を、8月29日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。記事は、池江選手がなべの自宅を訪れるシーンや、一緒に東京・銀座へ向かう姿など、複数の写真を交えながら、なべが行っているという「民間療法」の存在、またそれに疑問を投げかける内容となっている。池江選手、なべの2人とも、取材に応じていないが、この情報源となっているのは池江選手側の関係者とみられているという。

 

 記事によると、なべは自らの“気”や“パワー”を用いた施術によって、各界著名人の命を救ったことがあるそうだ。なべと池江選手の母親が知人を介して面識を持ち、池江選手はなべに対して、多額の報酬を支払い相談に乗ってもらっているという。

 

なべおさみがそういう「パワー」を持っているということは知らなかった。なべおさみが自らの「気」だけでやかんのお湯を沸かすという番組を企画するTV局はないのか。
ところで、記事の後半に「藁にもすがる思い」という表現が出てくるけれど、こういう表現というのは妥当なのだろうか。水泳選手が溺れてしまってはシャレにならないということはあるのだけれど、(少なくとも主観的には)病状がかなり厳しいということを外部にリークしてしまっているのでは? 今「少なくとも主観的には」と書いたのは、客観的に見て病状はそれほど酷くないのに、なべおさみ側の人たちが実際以上にネガティヴなことを吹き込んだんじゃないかと勝手に推測したからだ。そうすれば、自ずと「藁にもすがる思い」を抱くようになる。

 

出典:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/08/31/235103

 

 私も新聞広告で『週刊新潮』の記事の見出しを見た時、「病状がかなり厳し」そうだなと思ったが、『週刊新潮』の記事を立ち読みし、掲載されている池江選手となべおさみのツーショットの写真を見た時、

客観的に見て病状はそれほど酷くないのに、なべおさみ側の人たちが実際以上にネガティヴなことを吹き込んだんじゃないか

と強く疑うとともに、なべに対して腹を立てていたところだった。

 ところで、池江選手の白血病については、急性骨髄性なのか急性リンパ性なのか慢性なのかその他なのか、あるいは完全寛解に至って「地固め治療」に入っている段階なのか、それとも完全寛解に至っていないのかなど、一切の情報がシャットアウトされている。そんなところにもってきて『週刊新潮』の思わせぶりな記事が出たものだから、「これは最初から白血病の中でも難治性と診断され、そのために詳細な情報を公表できずにいるのではないか」と気を揉んでいた。

 しかし、『週刊新潮』の記事を粗っぽく立ち読みした(細かくは読んでいない)結果、意見を変えた。

 池江選手の回復を願うとともに、上記の疑いが事実であれば、いや本当に病状が深刻であるならなおさら、なべは余計なことを止めるべきだと強く思う。

 他の癌であっても、ダメ元の免疫療法である「民間療法」は効果がほとんど期待できない上、発症した時には既に他の癌でいう「ステージIV」に該当するといわれる白血病の場合、免疫療法だけに頼る「民間療法」など絶対に効果がないことは医学的に明らかだからだ。