kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日韓関係では立憲民主党(枝野幸男)も山本元号党(山本太郎)も安倍晋三政権の補完勢力だ

 最近苦々しく思うこと。

 

 日韓関係では、立憲民主党枝野幸男)も山本元号党(山本太郎)もともに安倍晋三の味方というか補完勢力だ。世論の8割が韓国叩きに同調しているから、ともに悪い意味でのポピュリズム政党であると私が認識しているところの二人(両党)の欠点がもろに露呈している。枝野は考えは安倍政権と同じだと公言しているし、山本は枝野ほど露骨にはやらないが沈黙し、外相・河野太郎を批判しない*1。二人(両党)はともに、韓国叩きに同調している8割の世論に迎合している。

 山本太郎の場合は、もと副代表を務めていた自由党に、極右政党・日本のこころから転じてきた鈴木麻理子を抱えていたことや、山本自身が熱心に応援していた三宅洋平がまぎれもない右翼民族主義者であることなど、小沢系の政党や山本自身がもともと右翼勢力とのつながりがあったことも要因に挙げられる。さらにいえば、「小沢信者」(オザシン)やヤマシンには一定の「嫌韓」根性の持ち主がいる。最近は猫を被っているようだが、兵頭正俊など実にひどいレイシストだ。一部の「山本太郎信者」(ヤマシン)は、枝野が日韓問題で安倍晋三にすり寄っているから山本党にリベラルの支持が移るだろうなどと言っているが、立民と山本党は所詮は小沢・鳩山系を含む「旧民主・民進系」に括られる「同じ穴の狢」でしかない。そもそも山本党の党名は元号からとられており、それだけでも論外だ。

 

 枝野・山本の二人、あるいは立民・山本党の両党とも「権力を批判する言説の絶え果てた『崩壊の時代』」を終わらせることができる政治家あるいは政党ではない。そう断定せざるを得ない。

*1:山本太郎はあいちトリエンナーレの一件に対する反応もいたって鈍かった。また、この一件で批判されたことをぼやいた河村たかしを小沢系の沖縄県知事玉城デニーが慰めたというとんでもない一幕が沖縄紙が報じたとのことだ。