こたつぬこ(木下ちがや)氏のツイートには賛同できないことも少なくないが、たまに「鋭いな」と思わせる発信があるので目を離せない。下記もその一例*1。
台風災害への安倍さんのやる気のなさが話題ですが、安倍さん、改憲もなにもかもやる気をもう失っています。完全な惰性。しかし辞めない。というのも、周りが辞めさせないからです。周りとしては、辞められるよりも、このまま続けてもらったほうが無難だから。もはやブレジネフ政権状態なわけです。
— こたつぬこ (@sangituyama) October 14, 2019
私もこの日記で頻繁に、「人間社会を動かす最大の力は惰性力だ」と書き続けているけれども、これを理解したのはここ数年の安倍晋三政権下においてだった。私は、安倍晋三が改憲までもやる気を失っているかどうかにはやや懐疑的だけれども、安倍にとって最大の野望であるはずの改憲に対してさえこの程度か、とは時々思う。ましてや、それ以外の問題に対しては、台風を含む災害への対応にしても、財務省の言いなりになって消費税を増税したことに代表される経済政策にしても、もはや全く意欲を感じさせない。そして、そんな「やる気のない」ぶざまな政権が延々と続いている。
これぞ「崩壊の時代」。
*1:但し、このあとに続けられた一連のツイートの中には賛同できないものも含まれている。