トランプがパリ協定からの離脱を国連に正式通告した。以下BBCニュースより。
https://www.bbc.com/japanese/50297884
米政府、パリ協定離脱を正式通告 気候変動対策に暗雲
トランプの行動は予定通りとはいえ論外だ。米国内外から批判されている。
ただ、そんなトランプに日本から不思議な援護射撃をした人間がいる。
植草一秀である。最近、山本太郎の経済政策のブレーンとして名前が取り沙汰された。
植草は「地球温暖化懐疑論」の立場に立っている。いかにも陰謀論者の植草らしい。下記に、植草のブログからカテゴリー「地球環境・温暖化」のカテゴリへのリンクを張っておく。これを読めば、植草がこの問題についていかなるスタンスをとっているかがわかる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/cat31357036/index.html
また山本太郎も、2016年にパリ協定の批准承認の採決を棄権した。
上記リンクの記事で、山本太郎はパリ協定には賛成だと書きながら、よくわからない理屈で棄権を表明した。
この屁理屈は、昨年山本が叩かれた、麻生太郎らの問責決議案に欠席・棄権した時に書いたブログ記事を思い出させる。
おそらく、パリ協定の批准承認の採決を棄権したのは、植草一秀やその信者たちに代表される、山本太郎自身のコアな支持層でもある、彼ら地球温暖化懐疑(陰謀)論者たちにおもねったのだろう。
山本太郎にはこういう体質が濃厚にある。これは、私のような批判派ではなく、山本太郎の支持者たちが厳しく諌言する必要があるのではなかろうか。
それをやらないと、山本太郎はどんどんダメになっていく。その兆しは既に濃厚に見えている。
安倍晋三も小沢一郎も、ネトウヨや「小沢信者」といったコアな支持層が甘やかした結果、すっかりダメな政治家になった。
山本太郎の支持者たちも同じ誤りを犯すのだろうか。
山本太郎は賢い人だから、などと言って彼を神聖不可侵にして崇め奉っている場合ではない。強く警告したい。