直近に報じられた安倍内閣の支持率は、日経が横ばいの50%、朝日新聞が6ポイント減の38%だった。今回も三春充希氏のツイートをいくつか引用する。
内閣支持率・不支持率の平均
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2019年12月23日
12月20~22日に実施された日経新聞の世論調査と、12月21~22日に実施された朝日新聞の世論調査を反映しました。内閣支持率は下落傾向とみられます。 pic.twitter.com/dRYIhpUpbX
日経新聞(12月20~22日調査)は内閣支持率50%、朝日新聞(12月21~22日調査)は内閣支持率38%と発表していて12ポイントの差がある。けれど補正をかければその差は2ポイント未満となり、誤差範囲内で整合している。https://t.co/QKHMlUf4sz
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2019年12月23日
下記は、日経の支持率が高めに出ている件について。
実は今回、日経の内閣支持率は50%ですが、「あなたは安倍内閣を支持しますか、しませんか」と聞かれて「支持する」と回答したのは44%なんです。つまり差の6ポイント分が追加質問による分でした。https://t.co/lWCssVpK7r
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2019年12月23日
また下記は、日経の世論調査で支持率が「横ばい」とされた件について。
日経の前回調査から今回調査にかけた期間を見てみると、内閣支持率の平均は誤差の範囲を超えた下落をしています。日経の世論調査単独では、下落をとらえる精度がなかったということですね。https://t.co/xCkn65UjrW
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2019年12月23日
日経は確か先々月がほぼ横ばいで、先月には目立って下げたが、今月は横ばい。先々月と今月は高めの数字が出て、先月は低めに出たのかもしれない。「日経の世論調査単独では下落をとらえる精度がなかった」というのを言い換えれば、ある報道機関の1回の世論調査では誤差に埋もれる程度の、それほど急激ではない支持率低下だということ。但し、多くの報道機関による世論調査を総合すると誤差の範囲を超えた下落が認められる。その程度には小さくない支持率低下が観測されている。
余談だが、少し前に、三春充希氏の著書を絶賛していたはずのあるブログのコメンテーターが、Yahoo! のアンケートでは内閣支持率はもっと低いなどと書いているのを見て(この日記へのコメントではない)、いったい三春氏の本のどこを読んで感心したのかと怪訝に思ったことがある。その人物はヤマシン(「山本太郎信者」)なのだが。
今年は改元前後から安倍内閣支持率が高めに推移するというさんざんな年だった。たまたま私は6月に首を痛めて(頸椎症性神経根症というらしい)QOLがずっと下がっていたこともあって、新元号と安倍晋三を呪い続けていたのだが、ようやく痛みやら腕や指のしびれやらが軽くなってきたタイミングで内閣支持率が下落傾向に入り、結局年の初めと同じくらいの支持率にまで下がってほっと一息といったところ。今年のMVPは共産党の田村智子議員かな。
勝負は来年だ。特に年明け早々に安倍政権にダメージを与えて安倍を早期の退陣に追い込めるかどうかに、20年代の日本がかかっている。