kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

読売と日経の世論調査でも菅内閣支持率が16ポイントずつ暴落。内閣不支持が支持を逆転して上回った模様

 菅義偉安倍晋三の後継総理大臣になった頃、菅は自民党内からの早期解散論に撮り合わず、新型コロナウイルス対策に自信を持っているかのようなコメントを発していた。私は、菅が自らの信念とする新自由主義の教義にそぐわない政府支出が必要な新型コロナ対策など、菅にできるはずがないじゃないかと思った。そのことはこの日記に何度か書いたはずだ。さらに、非常時には信念にこだわる頑固さが一番いけない、感染が拡大する傾向を見せ始めたら素早く引き締め、感染が減り始めたら素早く緩めるなどして、ワクチンの普及までの間を凌ぐしかないとも書いた。しかし、私がひそかに予想していた通り、菅は自らの信念(ひたすら「経済を回す」こと)を貫いて「GoToキャンペーン」に固執し、新型コロナの感染急拡大を招いた。十数年前、「信念」を売り物にしていた極右政治家が東海地方にいたが、「信念」の政治家こそ非常時にはもっとも有害だ。菅義偉はその悪い見本だった*1。秋には3人の自民党総裁選候補がいたのに、よりにもよって雪崩を打って菅へ菅へと走った自民党の国会議員たちの無能さにも呆れた。

 読売と日経という保守系2紙の世論調査でも、菅内閣支持率はともに先月より16ポイント下がる「暴落」だった。以下、三春充希氏のツイートより。

 

 

 

 

 どうやら菅政権のまま年を越してしまいそうだが、人名を危険に晒すこんな政権は、年明け早々一日も早く代えた方が良い。

*1:同じ菅でも菅(かん)直人は東日本大震災の直前まではベトナム原発を売り込んでいたのに、東電原発が起きるや否や「脱原発」に転向したが、非常時にはああいう変わり身の早さが求められる。現在、旧真白リョウの宇都宮優子擁立の件で立憲民主党内に害毒を垂れ流している小沢一郎も、東電原発事故発生と同時に「脱原発」に転向した。菅直人ともども厚顔無恥ではあるが、非常時には必要な行動だ。但し小沢の場合はそのあと菅直人との政争に走った。非常時にあんなことは絶対にやってはならなかった。小選挙区制導入とともに、小沢最大の悪行の一つだろう。