kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

世論調査でようやく維新の政党支持率が微減して立民に並ばれたようだが‥‥

 三春充希氏のツイートに、ようやく日本維新の会政党支持率が少し落ちて立憲民主党とほぼ並んだことを示すグラフが載っている。

 

 

 グラフを見ると、維新と立民の政党支持率はともに7.8%程度である。私はこれを見て、維新の支持率はまだこんなに高いのかと大いに落胆したが、意外なことにこのグラフに示された程度の維新の政党支持率低下を喜んでいる人が多い。

 

 

 私の感想は違う。思いのほか遅かった。予想以上に維新の政党支持率は高止まりしている。遺憾ながら、メディア、特にテレビの宣伝に騙されている人たちはまだまだ多い。

 

 

 

 これも私にはマスケット銃程度の「しょぼい破壊力」にしか見えないが、それでも下記ツイートが描写している初動時の惨状を思えば、喜ぶ気持ちも全くわからないではない。

 

 

 あの時は、橋下が菅のツイートを利用して被害者ぶることによって立民のイメージを落とし、維新が立民との政党支持率の差を一気に広げて立民を蹴落とそうとしたものだろう。しかし、差を広げるどころか逆に支持率を下げて立民に並ばれたことは、無謀に見えた菅直人の攻撃がそれなりの結果を出したといえなくもないかもしれない。非常に消極的な評価ではあるが。

 最初に三春充希氏のツイートをリンクしたが、氏のあるツイートについて某政治学者が「データを(維新を攻撃する)扇動に利用しているように見える」と抜かしていたことをまた思い出した。本当に煽動を十八番にしているのは「ヒトラーに重ね合わせる批判は国際的には御法度」などという虚偽を大々的に宣伝し、その勢いでワイドショーの出演者たちに「菅直人はけしからん!」と言わせた橋下徹の方ではないか、と改めて腹を立てた。あの時には江川紹子氏や黒川滋氏や「日本がアブナイ!」のブログ主までもが初動では菅直人よりも橋下寄りの立場をとったほどだった。

 

 

 こうなってしまうとひっくり返すのはなかなか難しい。しかし、昨年の開幕3連戦で阪神に3連敗したヤクルトが最後にこの難敵(とついでに弱敵の読売)を蹴落としたように、今後何がどうなるかはわからない。維新の得意技である「高転びに転ぶ」(過去「都構想」とやらの住民投票に二度負けている)ことをまたやらかさないとも限らない。しかし現時点で東京キー局までをも味方につけてしまった維新は確かに手強い。全力で維新の打倒を目指さなければならない。