kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

大阪で過去2番目に多い54人のコロナ死(全国でも過去最多・270人の2割)/「大阪の致死率は全国の真ん中くらい」との吉村洋文の言い訳は果たして本当なのか

 昨日(2/17)はまた大阪府で過去2番目に多い54人を含む270人のコロナ死亡者数が発表された(つまり死亡者数の2割が大阪府だった)が、陽性者数に少し遅れて死亡者数が増えるのは第1〜5波までずっと見られたことだ。以下にNHKのデータ*1に基づく新規陽性者数及び死亡者数の7日間移動平均値の対数グラフを示す。

 

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国内のCOVID-19新規陽性者数及び死亡者数 (2020/3-2022/2, 7日間移動平均対数=NHK)

 

 忘れないうちに書いてしまうと、明日発表される土曜日(2/19)の新規陽性者数は先週の土曜日(2/12)より増えるだろう。これは先週土曜日が「祝日効果」によって少なく出たからであって、それは2/12から2/18、つまり今日の分までの7日間移動平均値に影響する。明後日からのデータはそれが解消されるので、グラフにクレーターができることになる。現在は下記線形グラフの青線に見られるように、下り坂にできたクレーターの右端が欠けた形になっている。

 

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国内のCOVID-19新規陽性者数7日間移動平均値線形グラフ (2022/1/1-2022/2/17, NHK)

 

 明日、何日ぶりだかに前の週の感染者(陽性者)数を上回りました、などとテレビがニュースで伝えたとしても、それは単なる祝日効果の反作用に過ぎないから、すわリバウンドか、などと焦る必要は全くない。

 現在「高止まり」と言われているが、実際に感染が高止まりしているというよりは検査がサチっている状態がまだ解消されていないことを意味する。それでも発表される陽性者数が減っているのは、おそらく陽性率が徐々に下がっているためだろう。俗説では検査数を減らしているせいだ、などと言われるが、よく指摘される通り検査数には報告遅れがあるので、直近の検査数のデータは暫定値であり、最終的にはそれよりずっと多くなる。

 ただ、ついに岸田政権が緊急事態宣言に踏み切らずに終わりそうなことから、感染の波の減衰が緩やかになってしまう可能性がかなり高い。岸田文雄菅義偉のような暴挙(GoToキャンペーンや五輪強行開催など)こそやらないものの、コロナ対策は消極的そのものであって大問題だ。ただ、夕刊フジなどの見出しを見ればわかるが、現在は極右と新自由主義者たちが結束して「右翼とネオリベからの」岸田批判を垂れ流して、岸田とは比較にならないくらい超悪質な高市早苗を総理大臣にしようと虎視眈々と狙っているから、現在は岸田よりもむしろ高市と維新を主なターゲットとする二正面作戦をとるべきだ。

 その意味で、立民の代表が泉健太に代わってしまったことは痛い。先日以来の一連の騒動を弊ブログはスルーしたが、あれはもちろん一番悪いのは馬淵澄夫だけれども、極右の馬淵を国対委員長にした任命責任は泉にあることを忘れてはならない。つまり泉の責任は非常に重大だ。また、某元号組の組長が馬淵と昵懇であることにも一定の警戒が必要だ。組長はどうしても立民で泉の代表選当選のために汗をかいた某一兵卒との腐れ縁が切れないらしく、それが某組の成長を阻害している。当面はともかく一定期間後には代表を大石晃子にするとともに党名を変えるべきだろう。

 とはいえ泉や某組長への批判だけではどうしても溜飲が下がらない。やはり吉村洋文と維新を叩くしかない。そんなわけで下記ツイートを選んだ。

 

 

 最底人がどの面下げて「真ん中」を僭称してるんだよ。

 

 

 「47人中40番」あるいは「下から数えて8番目」が真ん中かよ。対数計算でもしてやがるんだろうか*2

 なお大阪府は「下から数えて8番目」より実際にはもっと悪い可能性がある。というのは、上記ツイートの計算では第1波から第6波までの全データで計算されているが、これだと第1〜5波までよりずっと数が多く致死率が低い第6波の影響が大きくなりすぎて、第6波を抑え込んでいる自治体が不利になるからだ。実際、大阪府より成績が悪いことになっているのは東北や四国の自治体が多い。精査はしていないので山勘で書くが、本当に大阪府より悪い可能性があるは兵庫県くらいのものではなかろうか*3。確か大阪府は最下位ではなかったかもしれないが下から数えて5本の指、おそらく3位以内には入っていたように記憶する。波ごとに分けての計算が必要だろう。なお第1波だけは大阪府はビギナーズラックだかなんだか知らないが成績が良かった可能性がかなりある。その機を捉えて維新が吉村と「大阪モデル」とやらを東京の民放テレビ局に大々的に売り込んだ。キー局と全国の視聴者がその罠に引っ掛かってしまったことは痛恨だった。吉村は一昨年の5月だか6月だかに「大阪には緊急事態宣言は必要なかった。緊急事態宣言の効果を検証する」などと大見得を切っていた。その時に切り札にしようと吉村が目論んでいたのが「K値」だった。今思い出しても腹が立つ。

 

 

 その「第6波では真ん中」とやらもいったいいつの話だ? まさか「日経メディカル」とやらが嘘八百の記事を垂れ流した頃の話じゃなかろうな。大阪府はここ3日間だけで134人もの死亡者を出しているぞ。

 仮に感染の波の早い段階で大阪府の見掛けの致死率が本当に「真ん中」であったとしても、新規陽性者数の波がやっとピークを超えて死亡者数のピークはまだ先の時点での順位を云々することがそもそも間違っている。43県の中には第6波の感染の規模が小さい県もあるだろう。分母が小さい県では順位の変動が激しい。そんな県で大きなクラスターが発生したらいきなり順位が大幅に下がる。

 吉村の言い逃れはあまりにも見苦しい。

 

 

 

 これは本当にその通りで、東京都は若年層の人口比率が高いからこそ、小池百合子があのようなネオリベ全開の悪政を続けてもコロナの致死率が低い。大阪とは大都会のくせに周辺の各県に若年層を流出させまくるような奇特な都市なんだろうか?

 やはり維新を終わらせないことには何も始まらない。「自End」も必要だが「維End」はもっと必要だろう。

*1:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/

*2:log8はlog47の半分より少し大きい値だ。

*3:北海道は致死率が5.3%にも達していた第1波の悪影響を未だに引きずっている可能性がある。