弊ブログ運営者は医学に関して全くの門外漢であって、普段公開しているコロナのグラフなども、高校で習う程度の数学を知っていれば誰にでも描ける程度のものでしかない。
コロナのピークを予測するのは、一昨年にさぞ数学力が高いであろう核物理学者が挑んで敗退したくらい難しい。ましてや東大で理系の道から落ちこぼれたと思われる三浦某なんかにできることではない。この電波芸者はゴールを何度も動かしたあげく「予測した」と言って威張っているようだが、一昨年には京大の某万年准教授(この人も本職は電波芸者だ)が似たようなことを言っていた。
ただ、初期段階の増え方だとかピークアウト後の減り方だとか死亡者数が新規陽性者数より遅れてピークを迎えることなどはいつも同じなので、それらに関しては高校生程度の数学力でもかなり言い当てられる。
だから、下記リンク先は登録しなければ中身を読めないが、誰もが想像していることに専門家のお墨付きがついたんだなという感想しか持ち得ない。
西浦教授の死亡者数予測でましたね。
— Misawa Takenao (@Misawa_T) 2022年2月19日
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いつも書く通り、私が依拠しているのはNHKのデータ*1で、計算に当たっては2021年12月1日以降の陽性者数を第6波によるものとみなし、死亡者については2022年1月1日以降の死亡者数をカウントしている。第5波については、陽性者数を2021年7月1日から同11月30日まで、死亡者数を2021年8月1日から同12月31日までのそれぞれ全数から求めている。実際には今年1月1日以降もデルタ株による死亡者がかなりいるに違いないが、そうした影響は一切無視している。要するに大雑把な0次近似だが、この計算だと昨日(2/19)に第6波による死亡者数が3297人に達し、第5波による3198人を超えた。
西浦教授らはもっと厳密に調べているのだろうし、それだと第6波による死亡者数が最終的に4339人になるということなのだろうが、私がやっている大雑把な計算では、4339人なんかすぐ超えてしまうんじゃないかと思う。第4波以前については概算の区切りを見直そうと思いつつついついサボって今に至っているのだが、今のところ第3波が7406人、第4波が5608人という数字になっていて、第6波は第4波をも超えてしまうのではないかと思っている。
NHKのデータによる新規陽性者数と死亡者数の7日間移動平均値の対数グラフを以下に示す。
また、昨日でまだ19日だが、早くも国内の月間コロナ死最多を記録した。2月は19日までで死亡者2875人を数え、過去最多だった昨年5月の2817人を上回った。以下に月間陽性者数及び死亡者数の対数グラフを示す。月間陽性者数も過去最多が確定している。
なお、大阪府の死亡者は2日連続で31人で、「大阪にしてはよう頑張っとる」少ない数字だった。もっとも2月14日には一桁の9人だったこともある。絶対数が1〜2桁だと変動も大きい。
第6波でも大阪の死亡者数が多い一方、吉村洋文が致死率は47都道府県の真ん中くらいだと言い訳した件については、意外にも吉村の言う通り、ある統計によれば2月17日時点で47都道府県中ど真ん中の24位だった。ただ、これをもって大阪府を無罪放免にするわけにはいかない。この件は別記事にて取り上げる。