タイトルの通り。NHKのデータ*1に基づく7日間移動平均値の対数グラフを以下に示す。
月間新規陽性者数と同死亡者数の対数グラフも以下に示す。こちらは100万人を超えてしまったのでフルスケールが変わり、グラフが上下方向に圧縮されてしまった。
新規陽性者数には捕捉率が下がってしまった影響が出ているけれども、それでも定性的には今回の波のピークに迫りつつあるとはいえるだろう。しかし、いつピークアウトするかによって遅行指標である重症者数及び死亡者数が大きく左右される。第6波による現在の死亡者数423人は第5波による3198人の13.2%だが、この数字は今月間違いなく急増する。医療崩壊の危機の本番はこれからだ。
なお第1波以来の通算の陽性者数は延べ274万3786人。中には二度以上陽性になった人もいるだろうが、人口が1億2700万人くらいのはずだから、およそ人口の2%強がコロナ陽性を経験したことになる。
