kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「東京五輪の開催判断、期限5月か 新型肺炎でIOC委員が見解」(共同通信)

 今年のプロ野球セ・リーグの開幕カードの1つは神宮球場で行われる予定のヤクルト対阪神3連戦だが、その3戦目にヤクルトと阪神の両チームの選手が、全員故野村克也監督の背番号73をつける追悼試合にするとのニュースが報じられた。

 しかし、このニュースに接して、たぶんその試合は行われないだろうなと思った。いうまでもなく、新型コロナウイルスの影響で中止されるのだ。プロ野球のリーグ戦は10カード(5週間)が1クールになる日程が組まれているが、その第1クールの全試合が中止されるだろうと私は予想している。

 2011年には東日本大震災の影響で5カード分が延期されて10月に回されたが、今年は最初から東京五輪の期間はプロ野球を行わないことになっていて、日本シリーズが最初から11月中旬に設定されているので、これ以上遅くすることは事実上不可能だ(プロ野球選手の契約期間は2月から11月までだから)。だから中止される試合の延期はできない。

 そして、プロ野球の第2クールの開催可否が問題になる頃、東京五輪の開催可否も問題になるだろうと思っていた。

 だが事態の展開はここに来て急速だ。まず開幕したばかりのプロサッカーのJリーグが第2節から第4節まで、つまり3週間分の試合の延期を発表した。プロ野球のオープン戦開催可否も議題になるとのことで、とりあえず今週末に東京ドームで行われる予定の読売対ヤクルト2連戦は無観客試合にすると決定された。その次の週からオープン戦は中止されるのではないか。

 さらに、東京五輪開催可否も判断の対象になるというニュースが、もう来た。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 以下引用する。

 

 【ジュネーブ共同】新型コロナウイルス感染拡大で開催を危ぶむ声が出始めている7月24日開幕の東京五輪について、国際オリンピック委員会IOC)で1978年から委員を務める最古参のディック・パウンド氏(77)=カナダ=がインタビューに応じ、開催是非の判断の期限は引き延ばせて5月下旬との見方を示した。25日、AP通信が報じた。

 パウンド氏は、準備期間の短さから他都市での代替開催や分散開催は難しいと指摘。数カ月の延期も、米プロフットボールNFLや米プロバスケットボールNBAのシーズンと重なるため、放送権料を支払う北米のテレビ局が納得しないだろうと否定的だ。

 

共同通信 2020年2月25日 22時12分)

 

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200225-00000202-kyodonews-spo

 

 最近、安倍晋三が五輪を花道に政権を去るのではないかとの観測が一部からあったが、安倍に花道など必要ない。奴はただ朽ち果てるだけで良い。奴が水に落ちたら、思いっきり打ちまくって奴の政治生命を断ち切るべきだ。

 プロ野球に話を戻すと、今年は五輪前後の期間に神宮球場が資材置き場にされるなどの不愉快きわまりない話もあることだし、1年間全試合中止でも私としては全然惜しくない。DeNA日本ハムも本拠地を追われる期間があるし、阪神の「死のロード」も無駄に長くなると聞く。読売ばかりにダメージがないふざけた日程になっている今年のプロ野球など、止めてしまえ。