昨夕(3/14)の安倍晋三の記者会見だが、ほとんどの時間帯で在宅していたのに見なかった。緊急事態宣言なんか出せっこないと確信していたからっだ。結局その通りの会見だったらしく、例の「やってる感」を演出しただけに終わったようだ。
なぜ安倍が緊急事態宣言を出せないと思ったかというと、そんなものを出してしまったら、世界各国が「そんな危ない国が自国の大事なスポーツ選手を派遣できない」と考えるため、東京五輪が開催できなくことは火を見るよりも明らかだからだ。つまり、安倍が政権の浮揚と改憲のための切り札と考えている東京五輪への妄執が安倍を縛ったといえる。
もっとも、東京五輪の中止または延期が決まった場合、安倍が緊急事態宣言を出して、私権の制限を政治思想的な面にまで広げるなどの暴挙をやらかす可能性があるから、今後もずっと楽観して良いとは決して言えないが。
本当は東京五輪関連に予定された政府支出は新型コロナウイルス対策や失業者・困窮者への給付などに回すべきであって、そのためにも東京五輪は延期ではなく中止が望ましいと思う。
ところでトランプは新型コロナウイルスの感染の有無を調べる検査を受けたらしいな。結果はまだ報じられていない。
[追記](2020.3.15 08:59)