kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本国内での新型コロナウイルス感染症の致死率が4.32%に上昇(2020/5/13)

 日本国内での新型コロナウイルス感染症は、おそらく事実上の第2波(武漢由来が第1波で、安倍政権による欧米、特にアメリカからの流入遮断が遅れたせいで3月中旬以降に感染が急拡大した欧米型が第2波だろうと私は思っている)が終息に向かっているようだが、感染から死亡までが長い人が多いため、毎日新たに発表される死亡者数は多くの日で2桁を数えている。昨日も新たに確認された陽性者数55人に対して死亡者は18人を数え、累計での国内の致死率は4.32%となった。ジョンズ・ホプキンス大のダッシュボードで確認したドイツの致死率4.51%に迫っている。韓国は2.36%で、人口当たりの死亡者数では日本は韓国の約1.1倍になった。下記はNHKニュースへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 終息に向かいつつあるとはいっても、韓国のナイトクラブでの集団感染の例に見られる通り、ちょっと人が集まるとすぐに感染が拡大する感染力の強さが今回の新型コロナウイルスの特徴だから、まったく油断はならない。緊急事態宣言が今日解除される39県に東京や大阪の人間が押し寄せて、また新たな感染拡大が起きる可能性もなしとしない。また、多くの専門家が予想している第2波(実質的には第3波ではないかと思うが)が到来した時、非常時における極端な無能さを今回露呈した現在の安倍政権で良いのかが問われなければならない。21日にも東京都などを含む今回解除対象外の都道府県の緊急事態宣言解除が検討されているらしい現在、安倍晋三の頭の中が「いつ解散総選挙をしてやろうか」ということで一杯であることは絶対に間違いないが、野党が安倍の仕掛けを受けて立てる態勢があるとは全く思えない。それどころか「ゆ党」維新のバブル人気をテレビやスポーツ紙、女性週刊誌などが煽り立てている惨状で、この流れは確実に安倍を利する。

 うんざりするような夏が、またやってくる。