kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

新型コロナウイルスの東京都内の新たな陽性者が30人を超えて「東京アラート」が出た

 案の定、在宅勤務ではなかなか思うように進まなかったノルマを年度最初の予定通りに追いつかせろという話が出てきたから、2か月半以上続けてきた毎日のブログの更新は、一昨年にそうだったような飛び飛びになってしまうかもしれない。

 昨日は、東京都で感染者数が増えて、5月14日以来の30人超え(34人)となり、都知事小池百合子が「東京アラート」を出した*1北九州市の場合は「濃厚接触者には無症状でも全員PCR検査を受けてもらう」方針などで陽性者の捕捉率を上げたための陽性者増加という側面があっただろうが、東京都の場合は「人と人との接触が増えたための陽性者増加」と考えて間違いないだろう。感染のピークが緊急事態宣言の発令より少し前だったことを理由として「緊急事態宣言の効果がなかった可能性がある」と言った上昌広医師はこれでまた評判を落とすことになった。上医師以上に評判を落としたのはいうまでもなく安倍晋三であって、「わずか1か月半でほぼ終息させた」などと空威張りしたために緩みを招いた安倍の責任は極めて重い。一日も早く内閣総辞職すべきだ。そういえばプロサッカーJ1金崎夢生選手が新型コロナウイルスに感染したことも報じられた。

 あと、東京都知事選で立憲民主党はどうせ自主投票だろうと思っていたが、宇都宮健児を「支持」する方針らしい。共同通信が報じた*2。推薦はしないだろうが、さりとて小池百合子に対する弱腰は立党の経緯からもできないだろうし、宇都宮氏の他に出せる候補もいないだろうから妥当な線だろう。

 だとすると、昨年春以来「立民主要打撃論」の路線を貫いてきた山本太郎*3はどうするのかと思うが。とれる選択肢はいくつかあって、一つは立民が支持ならなんとか新選組は推薦だ、として強く推し、負けたら立民の弱腰を叩くという方向だ。これならまだマシだが、ネックになるのはかつて2014年でも2016年でも小沢系は宇都宮健児を推してこなかったことだ。また、過去には山本太郎自身が都知事選出場をちらつかせたこともあった。最近は否定しているが。

 また国民民主党の態度も問題になる。立民が宇都宮氏支援なら、普通に考えればこれまで言われてきたような「小池百合子寄り」の態度はとれないだろう。

 いずれにせよ、ようやく野党陣営内での揉め事を回避しようとする動きが出てきたようだ。都知事選自体は小池百合子の圧勝でほぼ間違いないだろうが。

 NHKの報道*4による新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数の累計は、それぞれ1万7千人と900人の大台に乗ったが、致死率は過去3日間とほとんど変わらなかった。