kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元号政党の立ち上げ以来「ほとんどお金のことしか言わなくなった」山本太郎が目指すのは、「次世代の党」消滅で空いた「国粋主義右派」のポジションか

 山本太郎と彼の支持者たちは、下記ツイートに指摘されるような状態で良いのだろうか。

 

 

 財政政策といっても現金給付と現物給付があり、地方自治では特に地域に合った現物給付の方が効果がある。そのように私は学んだ。東京都知事選の候補者では、この点で宇都宮健児候補がもっともすぐれていると思う。

 上記呟きの主は、2013年の参院選山本太郎が初当選した時には熱心な支持者だったとのこと。

 

 

 ところが山本太郎は、例の元号を冠した某新選組を立ち上げて以来、ほとんどお金のことしか言わなくなったという。

 

 

 氏のTwitterサイトを見ていると、下記のリツイートが目を引いた。

 

 

 ピンときた。この「金を刷れ」というのは極右人士の巣窟である「日本経済復活の会」の合言葉のようなフレーズだ。あの池戸万作もここから出た(池戸万作というのは実名ではないらしい)。最近山本太郎とつるんでいる自民党極右議員の安藤裕も同じ流れだ。極右系の彼らはリフレ派には靡かなかったが、MMTには靡いた。なお、私も一時期さる方から「日本経済復活の会」を大いに勧められたことがあるが、彼らの主張に十分に説得されなかったのと、彼らの構成員に「右」の人が異様に多かったという2つの理由で乗らなかった。その彼らが現在MMTに乗っかっているようだ。

 

 

 

 

 山本太郎は「保守ど真ん中」を自称してるしね!

 

 ところで、ある時期から山本太郎に影響力の強い松尾匡がリフレ派からMMTに軸足を移した。その頃から私は松尾氏の主張に説得力を感じなくなったのだが、ツイート主は松尾氏の最近の言説にも噛みついている。

 

 

  

 

  2017年の衆院選安倍晋三小池百合子前原誠司の「希望の党」(発足には小沢一郎も深く関与したが、小池にあえなく切られた)を封じ込めるためだけの選挙だった。確かに経済マターはほとんど影響しなかった。

 

 

 

 

 ここらへんは、高津監督が梅野とマクガフを使うからヤクルトは負けるんだ!とこの日記でアジったばかりの私には耳が痛い。

 まあしかし、私もこの1年で松尾氏に対する信頼をすっかり失ってしまったことは認めざるを得ない。かつて飯田哲也(元ヤクルトの俊足選手じゃないよ!「てつなり」のほう)に失望した思い出と重なる。あの時の飯田も、橋下徹に入れ込んだあげくに人々の信頼を失ったのだった。

 あの時と同様に、今回も私の見る目がなかったのかもしれないと思う今日この頃。