昨日は蒸し暑く不快な一日だったが、2週続けて報棄てが報じるスポーツニュースにブチ切れてふて寝してしまった。
ヤクルトのベテラン投手・石川雅規が先週の開幕戦に続いて、また救援陣に勝ちを消されて、チームも逆転負けしたのだ。しかも今回は相手が読売。それも敵エースの菅野智之に集中打を浴びせて4点のリードを奪い、石川も先週の中日戦よりずっと良い投球をした。石川は阪神には相性が悪いが読売戦の相性はかなり良く、通算でも勝ち越している。2012年の開幕戦(東京ドーム)ではあわやノーヒット・ノーランの好投を見せたこともある。しかしここ数年のヤクルトは救援陣がボロボロだ。
最後は石山泰稚が逆転2ランを打たれたが、それに至るまでに4点リードを1点差に詰められたのは、またしても梅野とマクガフ。昨年の西武との交流戦で、やはり石川が先発して4点をリードした試合で一時逆転された試合の救援投手だ。この試合については先週も言及した。
梅野は石川が先発してリードした試合の救援になると、また打たれるのではないかと不安にでもなるのだろうか。3分の2イニングで1失点だったが、2人の走者を残して降板したため、あわや3失点だった。昨年の西武戦では梅野が残した3人の走者をマクガフがすべてホームに帰し、梅野は3失点だった。その試合では走者一掃の逆転打を打たれたマクガフが味方の再逆転で勝利投手になったが、昨夜はそのマクガフが2失点した。
かつてのリリーフエースだった高津臣吾監督が、昨年の小川淳司監督と同じ負け方を何度も繰り返していて良いのか。昨年、ヤクルトの大量点差逆転負けは、泥沼の16連敗につながった広島戦での5点差逆転負け*1をはじめとして何試合もあったのですっかり慣れっこになってしまい、腹も立たなくなりつつあるが、それでも石川先発の試合と読売戦は例外で、めちゃくちゃ腹が立つ。ましてや昨夜はその両方が重なった。
現在はヤクルトの下に中日と阪神がいるが、ことに阪神は来月になると甲子園球場でのホームゲームが続くし、中日も開幕のヤクルト3連戦に勝ち越した。ヤクルトの最下位陥落は、残念ながら時間の問題だろう。やはり今年は現在5連勝中の「横浜優勝」に期待するしかないのだろうか。