共同通信の東京都知事選情勢調査で、共産党が支持者の6割しか宇都宮健児支持に固められていないとの報道を受けて、一部のヤマシンが「残り4割は山本太郎だろ」と浮かれていたが、私は「2割が小池百合子、残り2割(の大部分)が山本太郎だろう」と思っていた。
案の定だった。三春充希氏が東京新聞の情勢調査結果を紹介している。
東京新聞の情勢報道では、小池氏は自民・公明支持層の7~8割、立憲・国民・維新支持層の4~6割、無党派層の6割の支持を集め、共産支持層の2割に食い込む。宇都宮氏は共産支持層の6割、立憲支持層の2割。山本氏はれいわ支持層の6割を固め維新支持層に食い込む。小野氏は維新支持層の1割にとどまる。
— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2020年6月29日
やはり、共産党支持層の2割が小池百合子に流れていた。(ネットの世界の)身近にも、4年前の東京都知事選のあと小池百合子を絶賛していた共産党支持者がいたから、私は全く驚かなかった。
そして東京新聞は、ヤマシンの本拠である某新選組支持層もまた、山本太郎支持を6割しか固められていないと報じた。これにはさすがの私も驚いた。さすがに新進党支持層が小池百合子に2割も流れるとは思えない。せいぜい1割程度だろう。残り3割の大部分は宇都宮健児に流れているのではないか。
もっとも、新選組支持層自体がごく少ないために、選挙の情勢に与える影響はごくわずかだとは思うが。
また、小野泰輔は山本太郎に輪をかけて悲惨で、維新支持層の1割の票しかまとめられていないという。6割が小池に流れたとして、残り3割は誰に流れたのだろうか。三春氏のツイートに「山本太郎が維新支持層に食い込む」とあるから山本太郎か。