この日記では、毎週金曜日の時点でNHKニュースが報じた日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数累計及び死亡者数累計を記録している。まずはNHKニュースへのリンク。
上記NHKニュースによれば、昨日(8/21)午後9時までの日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数累計は61,066人、死亡者数は1,175人だった。
これを、8/14までの日本国内での陽性者数累計は53,961人、死亡者数は1,086人と比較すると、8/15から8/21までの1週間で陽性者数が7,105人、死亡者数が89人増えたことになる。8/8から8/14までの1週間では陽性者数8,061人、死亡者数44人だったから、週間の陽性者数は約12%減ったものの、死亡者はほぼ倍増(102%増)したことになる。
これは、新規感染者数がややピークを過ぎた時期に特徴的な傾向だ。つまり、陽性者数は減っているものの、死亡者数が激増しているのだ。意味のない数値ではあるが、週間の死亡者数を陽性者数で割った値は1.25%であり、先週の0.55%より大幅に高くなった。
また、8/1から8/21までの累計では、陽性者数が24,677人、死亡者数が162人で、「致死率」は0.66%となった。死亡者は5月の477人が7月には37人に減っていたらしいが、8月は10日を残した時点で7月の4倍以上になった。最終的には5月の約半分にまで増えてしまいそうだ。7月と比較すると、6倍の222人は確実に超えるだろうし、7倍の259人を超える可能性もかなり高い。
それでも5月よりは少ない数字になることもほぼ確実なのだが、これは検査数が増えてによる陽性者の捕捉率が5月より高くなったからに過ぎず、ウイルスが弱毒化しているとはおよそ思われない。