下記ツイートはオザシン系ヤマシン界隈による悪質な「歴史修正」だ。ここに強く指弾させていただく。
何故か菅直人の手柄にされてる浜岡の停止ですが
— Skipper (@Skipper75972590) 2020年9月6日
経産省の主導で菅直人にも知らされてなかったんですよね
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段取りを進めていたのは、経済産業相だった海江田万里氏(70)。「漏れたら圧力がかかる」とかん口令を敷き、菅氏にも発表当日まで知らせなかった。https://t.co/HMsbEyy7ET
但し、昔も今も原発推進の親玉の一つである経産省の思惑は、浜岡原発を差し出して、代わりに国内にある他の多くの原発を再稼働させることにあった。特に早期再稼働候補のターゲットになっていたのが玄海原発だった。
経産省の意図を受けた当時の経産相・海江田万里は、自身も大の原発推進派だった。海江田は当然ながら玄海原発再稼働に意気込んでいた。しかし、経産相や海江田の意図を知った菅直人に玄海原発再稼働を阻止され、悔し涙を流した。
これは、2011年の原発に関するニュースの中でも、もっとも有名な一コマではないか。オザシン系ヤマシン界隈の人士はそんなことすら覚えていないのだろうか。開いた口が塞がらない。
その後、小沢グループはなぜか2011年9月の民主党代表選で、当時私が「原発の守護神」と呼んでいた海江田を担いだ。これには当時の「小沢ガールズ」からさえ異論が続出したが、小沢一郎が「海江田を俺だと思って応援してやれ」と言われて小沢の指示に従った。小沢の「脱原発」が偽物だったことを示すエピソードだ。
なお私は、10年前の菅(かん)政権に対しては、東電原発事故対応以外は何も評価していない。唯一、同政権に一定の評価が与えられるのが東電原発事故対応だったと考えている。あれが小沢一郎だの、ましてや安倍晋三だのの政権下で起きていたら、今頃東日本には誰も住んでいない。