kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国内の新型コロナウイルス感染症週間新規陽性者数12,827人、死亡者数84人(2020/11/14-20) 〜 新規陽性者は前週より38%増加

 11/14(土)から11/20(金)までの新型コロナウイルス感染症の陽性者数は、その前の1週間と比較してさらに増えた。さすがにテレビでも連日コロナの報道量が多くなった。少なくとも夏場のいわゆる「第2波」よりは間違いなく規模が大きそうだ。検査数が異なるために、春の「第1波」との規模の比較はまだわからないが。

 下記はNHKのサイトへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記サイトから、昨日(11/20)の23時59分時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が128,355人、死亡者数が1,969人となっている(クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く)。その前の1週間(11/7-13)は陽性者数累計が115,528人、死亡者数が1,885人だったから、今週は陽性者数12,827人、死亡者数84人だったことになる。先週は陽性者数が9,302人、死亡者数は73人だったから、陽性者数は3,525人(38%)、死亡者数は11人(15%)、それぞれ増加した。陽性者数の増加率は前週の65%よりも下がったが、それでもたいへんな高率だ。検査数の上限に制限されて見掛け上増加のペースが落ちている可能性もある。

 週間の死亡者数を陽性者数で割った値は0.65%であり、先週の0.78%よりさらに低下した。この値が小さくなるのは、新規陽性者が目立って増えた時だ。8月1日以降の累計では陽性者数は91,966人、死亡者数は956人となった。「致死率」は1.04%。

 過激な新自由主義者である首相・菅義偉(略称「ネオリベの菅」)は、この期に及んでなお「GoToキャンペーン」に固執していたが、日本医師会などの強い批判を受けたうえ、有識者会議からも勧告を受けてしぶしぶ見直しの方向に転じるらしい。あまりにも動きが鈍いし、そもそもこのキャンペーンは新型コロナの収束(終息)が前提だったはずだ。それが収束もしていないのに動き出したのは、5月に緊急事態宣言を終了させる際に前首相・安倍晋三が「日本ならではのやり方で、わずか1か月半で流行をほぼ収束させることができた」などと大見得を切ったことあたりを根拠にしているのではないか。今や安倍の妄言など誰も覚えていないだろうが、あれがなし崩しというか惰性で「GoTo」が行われることになった原因だろう。

 下記のツイートが指摘する通りだ。

 

 

 ああ、こうやって先の戦争も2発の原爆を落とされてソ連に参戦されるまで止められなかったんだろうなと思わされる。

 同じ方のツイートより。

 

 

 こういう感染症の時には「感染が増えたら素早く抑制する、減ったら素早く緩和する」の繰り返しで当面を凌ぎ、ワクチンの大量接種その他の効果的な対策が実施できるようになるまでつないでいくしかないことなど誰にでもわかることだと思うが、それが今の「ネオリベの菅」政権にはできない。

 どうしようもなく無能な政権だというほかない。先々月に発足したばかりではあるが、早期に退場させるべきだ。