kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

大阪府の新規陽性者数323人、東京都の313人を上回る。大部分が第4波によるとみられる(3/28)

 今日(3/28)の大阪府新型コロナウイルス感染症新規陽性者が323人確認され、久し振りに東京都(313人)を上回った。以下朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

大阪府で新たに323人感染 300人以上、3日連続に

2021年3月28日 17時38分

 

 大阪府は28日、府内で新たに323人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。3日連続で300人以上となった。また、新たに1人の死亡も確認され、府内の感染者は延べ5万1023人、死者は計1176人となった

 

朝日新聞デジタルより)

 

出典:https://www.asahi.com/articles/ASP3X5SMVP3XPTIL00X.html

 

 新規陽性者数の多さもさることながら、私の目を引いたのは死亡者わずか1人という少なさだ。昨日は新規陽性者386人に対して死亡者3人だった。また一昨日は新規陽性者300人に対して死亡者1人だった。3日間の合計では新規陽性者1,009人に対して死亡者は5人で、見かけ上の致死率は0.5%である。

 大阪府はこれまで致死率の高い自治体として知られてきた。これまでの通算の致死率は2.3%だ(東京都は1.4%、全国平均は1.9%)。

 私は大阪府の医療水準が急に良くなったなどという馬鹿げたことを言っているのではない。大阪府では、まだ第3波の影響が残っている首都圏と違い、新規陽性者の大部分が第4波によるものと思われると言いたいのだ。陽性確認から死亡までは平均で3週間程度かかるとみられるので、感染の波の初期には見かけ上の致死率が低くなる。今の大阪府はまさにその状態だといえる。

 3日間の大阪府の新規陽性者のうちどのくらいが変異株によるものかはまだわからないが、そのうち府から発表があるだろう。その結果が注目される。