kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「日本社会は同調性を強く求める社会です。皆さんにはこの現状を踏まえた頭髪や服装を求めます」と書いたプリントを高校2年生に配った学校があった(呆)

 ひえー! 下記ツイートを見て目が点になった。「ひ」さん*1による、悲惨そのもののツイートだ。

 

 

 ツイートに張り付けられた画像には、高校2年生に配られたプリントが写し出されているが、そこには「現在、大多数の学校が頭髪や服装指導を厳しく行っており、日本社会は同調性を強く求める社会です」と書かれた部分に下線が引っ張られ、それを受けて「皆さんにはこの現状を踏まえた頭髪や服装を求めます」と書かれている。

 私が中学生や高校生だった1970年代は頭髪や服装の自由化が急速に進んだ時代だったが、それはそれ以前に男子生徒に強制されていた丸刈り強制という野蛮な校則をやっとこさ廃止するかどうかという、きわめてレベルの低い話でしかなかった。とはいえ、方向性としては規則の強制から自由へという流れだったから、「日本社会は同調性を強く求める社会です」などという開き直ったような論外の文言が書かれたプリントを学校が配るなどという厚顔無恥な所業はまず考えられなかった。

 しかし、2012年末から7年9か月も反動的きわまりない安倍晋三政権が続いたせいもあって、その間に統制へ統制へと向かう不健全な流れがずいぶん強まったようだ。そういえば昨年には、埼玉県だったかで、学校がなんとかのマスクとかいうウイルス防御効果の弱い論外の布マスクの着用を生徒に強制したことを告発したツイートが、どういうわけか一時アカウント停止になるという摩訶不思議な出来事があったと記憶する。邪悪な安倍政権の末期に起きた悪あがきを印象づける一件であり、その数か月後に安倍は政権を再び投げ出したのだったが。

 日本は、本当に嫌な国、ダメな国になったもんだね!

*1:本記事の公開後、「ひなこ」さんに改名された。