kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

参院広島再選挙は「宮口治子リード、西田英範が追う」との毎日新聞+社会調査センターの情勢調査が出た

 4月25日には北海道と長野の衆院補選、広島の参院再選挙、それに名古屋市長選があるが、そのうち長野の衆院補選は立憲民主党公認の羽田次郎候補がリードしているとの情勢調査が出ている。北海道は野党候補が私の大嫌いな松木謙公だからどうでも良いのだが、たぶん松木が勝つだろう。これら野党有利が最初から予想されていた衆院補選に対し、広島の参院再選挙は河井案里議員辞職(事実上の失職)に伴うもので、自民党が圧倒的に強い土地柄もあって自民党候補の圧勝と思われていた。しかしその選挙で野党候補リードの情勢調査が出た。

 

 

 この世論調査は、評判があまり良くなく、私も懐疑的に接している社会調査センターと毎日新聞によるものだから、他の報道機関の調査結果を待ちたいところだが、この「毎日+社会調査センター」の世論調査は、いわゆるアーリーアダプターの動きを拡大して示す傾向が従来から見られる。それが今回の調査結果に反映されているとしたら、広島のような保守的な県でも急激な自民党離れが始まりつつあることになる。もちろんこれには、あの邪悪な河井夫妻とそれを全力で支援した安倍晋三及び菅義偉の失点が大きく影響しているに違いなく、他の地域でもアーリーアダプターがこれほど顕著に出始めているとは期待できないけれども。

 ところで、この再選挙には弊ブログが長年にわたって大いにお世話になった佐藤周一氏が立候補していて、今回の調査でリードしているとされる「野党共闘」の候補でも打ち出し得ていない衆院選小選挙区制廃止や脱原発などを訴えている。私が広島県民であれば、仮に当初予想されたような自民党公認候補圧勝の情勢であれば、佐藤氏への投票を考えたかもしれない。こういう選挙公約を掲げる候補者や政治勢力は絶対に必要だと思うからだ。

 ちなみに、香川県民時代の2005年総選挙では、平井卓也の圧勝が確実だったので小川淳也には投票しなかったが(もちろん何があっても平井には入れない)、政権交代がかかった2009年総選挙では小川淳也に投票した。今回は後者のような情勢であるらしいということだ。