kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「仏大統領選、極右論客が2位に 差別発言で罰金刑の過去 日本を評価」(朝日)

 下記ブログ記事の件を思い出す報道が朝日にあった。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 フランス大統領選で2位につける極右論客が「移民を拒み続ける国」日本を評価しているというのだ。下記は朝日新聞デジタルの「会員記事」へのリンク。

 

www.asahi.com

 

 以下、無料部分を引用する。

 

仏大統領選、極右論客が2位に 差別発言で罰金刑の過去 日本を評価

 

パリ=疋田多揚 2021年10月25日 6時00分

 

 来年4月のフランス大統領選で、極右の論客エリック・ゼムール氏(63)が世論調査で2番手につける結果が相次ぎ、社会に驚きが広がっている。イスラム教徒や移民への差別発言を繰り返し、罰金刑を受けてきた人物だ。マクロン大統領の有力な対抗馬とみられていた右翼政党「国民連合」のルペン氏の支持基盤を奪った格好で、ルペン氏は挽回(ばんかい)に躍起だ。

 22日に仏紙ルモンドが掲載した世論調査では、ゼムール氏はルペン氏と16%前後で並んだ。再選がかかるマクロン氏は25%前後で、半年前に首位を競っていたルペン氏は勢いをそがれている。

 ゼムール氏は同日、「庶民層と愛国的ブルジョア双方から支持を得られるのは私だけだ」と記者団に語り、手応えを誇った。正式な立候補表明はしていないが、支持者を集めたミーティングを重ねており、近く決断するとみられている。

 ゼムール氏はパリ郊外出身で、アルジェリアユダヤ人の家庭に育った。保守系仏紙「フィガロ」などにコラムを執筆し、物議を醸すコメンテーターとしてテレビ番組にも出演を重ねてきた。

 これまで、「密売人のほとんどはアラブ人と黒人だ」「フランスは30年間、(イスラム教徒から)侵略を受けてきた」などとテレビで発言。宗教や人種の憎悪をあおったとして罰金刑を受けた。子どもに「フランス風の名前」をつけるよう義務づけるべきだと主張。先月には日本を「移民を拒み続けている安全な国」だとして、モデルにすべきだと訴えた。(後略)

 

朝日新聞デジタルより)

 

出典:https://www.asahi.com/articles/ASPBS62SMPBRUHBI005.html

 

 そういうことだ。

 もっとも、朝日もゼムール氏を「極右論客」と呼ぶのに、高市早苗安倍晋三を極右政治家とは認定しない。ダブルスタンダードとしかいいようがない。