前々から苦々しく思っているが、大阪の野党支持者たちの間には「負け犬根性」がはびこっているようだ。
これは僕のブログではないのですが、東京や大阪など3人以上の複数人区にて野党系政党が各々候補を擁立するのはやむを得ないと思いますよ。
— ツイッター政治おじいちゃんお化け (@micha_soso) 2021年11月25日
要は中選挙区であり、それぞれの党が議席を取るべく励むしかないのではないでしょうか。 https://t.co/JaxPg4eY3q
上記はツイッター政治おじいちゃんお化け氏ではなく、氏がリンクして下さった弊ブログの記事に対するいちゃもんのスレだ。それを見ながら思い出したが、2019年の参院選でも4人区の大阪選挙区に共産党が候補を立てるのに、立憲民主党が候補(亀石倫子)を立てるとは何事かと息巻いていた人たちがいた。その中にはオザシンだの「ヤマシン」だのが多数いた。
私は4人区で「野党共闘」なんて馬鹿じゃないか、共産と立民が1議席ずつとれるように切磋琢磨するのが当たり前の姿じゃないかと思ったが、大阪の「野党共闘」信者たちは、強大な維新の前に萎縮しているように見えた。参院選では共産候補も立民候補も落選したが、これを「共倒れ」だとは私は思わなかった。
山本太郎の某新選組が参院選の大阪選挙区に独自候補を立てるのは当然だ。2019年の参院選で立民の亀石候補擁立を批判したり、今に至るも大阪選挙区で「野党共闘」を求める人たちは、自分たちがいかに独善的であるかを知るべきだ。私は普段は山本太郎や新選組を全くといって評価しないが、大阪選挙区での候補者擁立の方針を打ち出したことについては、政党としてやるべきことをきっちりやっているだけとはいえ、これを評価する。来年の参院選では共産・立民・新選組の3候補がそれぞれ立って、維新批判を競い合えば良い。そのうちいずれかの候補が当選すれば、落選した党にも大いに刺激になるだろう。
何より「維新には勝てない」という思い込みが一番いけない。4人区の参院選大阪選挙区で「野党共闘」を強要するなど愚の骨頂だ。最初から縮小再生産を志向してどうすると言いたい。1議席獲ったところで1対3の負けには変わりないじゃないか。志が低すぎる。
1987年から2002年までの阪神タイガースじゃあるまいし、負け犬根性はいい加減払拭しなければならない。