×××新選組への票はどこから流れてきたかという件。
これまで共産党等から票が流れていましたが、今年3月以降の度重なる一線を超えた暴挙もあり固定支持層以外の票はかなり流出するでしょうから多くて2議席が限界かと思います。できれば1議席も取れずに終わって欲しいですが流石にこれは現実的ではないだろうなと。
— プーチンの1日も早い失脚を願うたぬき (@Masashiyquotes) 2022年5月26日
これなんですが、これまでもっとも多く票が流れたのは、共産党ではなく旧民主・民進系諸政党からであることは自明だと思います。
東京都内でも共産・公明両党が強い東京東部民である私が認識しているのは、東京東部では民主系(現在では立憲民主党に代表される)と×××新選組はともに弱く、立民が強い東京西部では新選組も強いという地域特性です。主に票が流れた元が共産党であれば東京東部で新選組は強くあってしかるべきですが現実には都内でももっとも弱く、立民が強い地域では新選組も強い傾向があります*1。
このことから結論づけるのは乱暴ではありますが、元々の民主系支持層のうち、より下の階級に属するローワーミドルや、日々職場で中間階級の人たちとの格差を体感せざるを得ない非正規労働者などが新選組に惹かれていったんじゃないかと推測しています。統計的にもそれを示唆するようなデータをどっかで見かけたことがあります。余談ですがアッパーミドル層では民主系から新選組よりも民主系から維新への流れの方が強いように思われます。
これまでに民主・民進系から票を奪ってきたものの、その供給源はそろそろ限界に来たとみて、ターゲットの中心を共産・社民に切り替えようとしている可能性は高いと思いますが、今までの流れの中心は明らかに民主系→新選組でしょうね。そもそも山本太郎自身がもともと小沢一郎系でしたし。