軍事費倍増の件については、下記ツイートの指摘に尽きる。
軍事費倍増そのものを問題にすべきところ、土俵は「どこから出すか、税金か国債か」に議論がずれているのは、意図的な誘導の可能性があるね。
— kmiura (@kmiura) 2022年12月14日
意図的にアジェンダが設定されたとは、いつだったかコメント欄で教えていただいた保守系の論者も指摘していた。私なら「意図的な誘導の可能性がある」の箇所を「意図的な誘導だ」と断定して書くところだが、そもそもこのことを指摘する人がほとんどいないから、上記ツイートは貴重だ。
政党では「国債だろうが増税だろうが軍事費倍増に反対」と明確に主張しているのは共産党と社民党だけだ。一部の信者が「共産党と×××」などと言っているようだが、×××新選組はNHKの日曜討論で軍事費倍増問題が議題になった時に「国債を借金と言うな」と言ったとのことで、同組の主張は私には自民党安倍派と区別がつかない。山本太郎はかつて安倍派で衆院から引退後に極右政党「くにもり」を立ち上げて参院選で落選した安藤裕を総理大臣になってほしいとまで称揚していた。山本と新選組は全く信用ならない。
立民も大部分の政治家は信用ならない。泉健太は論外だが、蓮舫あたりも軍事費増額自体の必要性は認めるなどとツイートして誘導されたアジェンダに乗っかっている。
そんな立民の中にあって、昨年の衆院選愛知10区で敗れて比例復活もできなかった藤原規眞氏は「防衛費の大幅増額自体に反対だ」とはっきり主張している。
手取り10万円台でしのいでいる人がたくさんいる。
— 藤原のりまさ(立憲民主党 愛知10区) (@CDP_AICHI10) 2022年12月8日
国民1人あたり4万円を支払ってまで防衛費を増やしてほしいと考える人がどれほどいるだろうか。
国民に信を問うべきだ。私は、防衛費の大幅増額自体に反対だ。#藤原のりまさ https://t.co/3ouots68oR
岸田首相による思いつきの防衛費爆増。財源を法人税の増税に求めるなら賛成、という「弱者の味方」もいる。
— 藤原のりまさ(立憲民主党 愛知10区) (@CDP_AICHI10) 2022年12月11日
しかし巡り巡って価格に転嫁され、結局痛めつけられるのは消費者の財布、ということは往々にしてある。
しわ寄せは、常に弱いところにいく。
野放図な防衛費増額自体に反対することが重要だ。
防衛費増額の財源について、【増税】なら反対で【国債】なら無関心という態度が最も国を危うくするように思える。https://t.co/5rA4ritucm
— 藤原のりまさ(立憲民主党 愛知10区) (@CDP_AICHI10) 2022年12月14日
これは本当にその通りだ。自民党安倍派(や×××新選組)はそういう人々につけ入る。
おまけ。山本太郎もダメだが古谷経衡も最悪だ。私は以前から激しく古谷を嫌い続けている。下記は2016年4月14日の弊ブログ記事。
また、下記は2018年10月5日付記事へのリンク。但し、記事中のリンクが切れているために古谷が書いた暴論の中身は確認できない。
こんな古谷に代表選に出てもらって「右にウイングを広げる」つもりらしい新選組は、やはり論外の政党だとしか言いようがないのである。