kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ツイッター政治おじいちゃんお化け氏は「泉健太にゆるやかな玉木雄一郎化を感じる」と仰るが、短期間に権力構造を作り変えたしたたかな(私から見れば悪質な)泉は玉木よりもずっと強敵なのではないか

 ツイッター政治おじいちゃんお化け氏のツイートより。

 

 

 うーん、「ゆるやかな」といえるかどうか。

 泉健太の権力闘争におけるプロセスの用意周到さと冷酷非情さは、「あんたが大将」とおだてられて図に乗っただけのように思われる玉木雄一郎よりもずっとしたたかで、それだけに性質が悪いのではないか。ある意味で、泉は玉木が手に入れたかったに違いない権力を代表選という正当な手段で獲得し、今やその権力を放恣に行使しているのだから。一昨年の立民代表選での泉勝利にコメントした玉木の表情が妙に不機嫌そうだったことが思い出される。

 立憲ナビのツイートで可視化された都道府県連代表の大がかりな入れ替えを見て、希望の党立憲民主党を乗っ取ったという一部の世評は決して大袈裟ではなかったんだなあと思った。

 

 

 とぶとかげズ氏はこの人事を「内弁慶」と評した。

 

 

 私は昨年の参院選で立民の比例票が激減した理由について、主に無党派層が逃げ出したことばかり考えていたのだけれど、上表に示された都道府県連代表の入れ替えに伴って寝てしまった組織票が少なからずあり、それが立民惨敗の一因になったのではないかと考え始めている。現に2017年の衆院選希望の党は旧立民に歯が立たなかった。

 岸田政権の軍事費倍増政策やそれに伴う増税の是非を問うという理由で次の衆院選が早まる可能性があるが、立民が泉体制のまま衆院選に突っ込んだらとんでもない結果になるのではないか。