5日ぶりの更新。この間、コメント承認作業もせず、弊ブログへのアクセスを完全に絶っていた。理由は昨年後半によくあったのと同じ、仕事に追われたため。どういうわけか年をとってからこういうことが増えた。
その間、入管法改正案の委員会採決で今度は山本太郎が何やら暴力的パフォーマンスで懲罰動議を出されたという。これに対しては例によってツイッター政治おじいちゃんお化けさんのツイートに賛同する。
山本太郎への懲罰動議には賛成しない。
— ツイッター政治おじいちゃんお化け (@micha_soso) 2023年6月8日
可決された人命に関わる法案の性質上、そうしていまうことはよくないということと、あとは山本太郎をこのことでヒーローにしてはいけない、さらに妙な彼への幻想を持たせてはいけないという意味の2つの意味でそう思う。
野党は懲罰には反対した方がいい。
しかし泉健太の立民は自公維国と歩調を合わせて懲罰動議の提出に加わった。共産党と同じ態度をとるのは何が何でも嫌だという泉の本音が透けて見えるが、泉は本当にセンスがないよなあと改めて思う。
下記は上記ツイートへの反応。
「山本太郎をこのことでヒーローにしてはいけない」→同意します。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
本当にその通り。
そこまで賢い人が立憲幹部に居れば良いのですが…。
— ちょこ (@nyanchoco04051) 2023年6月8日
っていうか、代表が泉でなければもっとマシな対応ができたんじゃないですかね。泉は今頃になって維新を「怖い政党だ」なんて言ってるけど、会見の画像をみる限りニヤニヤ顔をしているし、本当に維新に怒っているようには見えない。そもそも、維新が「怖い政党」であるなら、なんでそんな党にすり寄ったんだよ、と思わずにはいられない。
お化け氏に同意したまことん氏は、ご自身でもこの件に関してかなりの量のツイートを発信している。
「れいわ」山本太郎代表が参院法務委で暴力を振るおうとしたとして、懲罰動議提出の動きへ。「れいわ」議員のパフォーマンスには辟易するも、流石の山本氏も、議場で意図的に暴力を振るうのか?相次ぐ「れいわ」議員への懲罰、キナ臭いものを感じます。現時点では、事実確認に徹したいと考えます。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
「れいわ」山本太郎氏。野党委員が議事運営への抗議のために、委員長席に詰め寄るのは国会でよく見ることですが、映像を見る限りでは、山本氏の一連の行動は行き過ぎなのでは。懲罰が妥当かどうかはともかく。「体を張る」ことが目的化していないか? https://t.co/EeL4ajassG
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
「れいわ」山本太郎氏の懲罰動議、やはり私は「反対」です。理由は、(1)懲罰の乱発は、議会内少数派への抑圧として機能するため、(2)懲罰は山本太郎氏を「ヒーロー」、櫛淵氏らを「ジャンヌダルク」化し、自分達に注目を集めるがための彼らの「目的」を「大成功」させることになるため、です。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
山本太郎氏の騒動の「目的」は、入管法改悪案阻止のための決死の行動というよりは、与党も他野党も「茶番」であり、「れいわ」こそ「真の野党」であることを演出し、「れいわ」に野党支持者を引き寄せるためのものでしょう。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
そうなんだよな。山本や櫛渕や大石らの暴力やパフォーマンスこそ「茶番」だ。
山本太郎氏「一人で出来ることは殆ど無い」。→だからこそ、世論を喚起して、本会議で法案を廃案に追い込む。仮に法案が成立しても、入管法の再改定を諦めず、声を上げていくことが必要なのでしょう。山本太郎氏がヒロイズムの裏返として、「大衆」を軽侮していることが分かります。 https://t.co/lhijpVUQ2Y
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
山本の強烈な大衆蔑視は前々から私も感じている。
以前、某新左翼党派の周辺の人と話をしていて、僕がれ新はパターナリズムだというのに対して、いやいやれ新こそが労働者自己解放を体現していると反論してきて、え?と思ったが、労働者自己解放どころか、労働者に自己解放性があると思ってないんだろう。
— 💙Tenko in Heaven💛 (@T_waraguchi) 2023年6月8日
だから、ボランティアも使い捨てる。 https://t.co/yciReqgBh0
そうだな、新選組のボランティア使い捨ては山本の大衆蔑視感情の露骨な表れだろう。
他の野党は、「れいわ新選組」の「与党も野党も茶番」演出の引き立て役ではありません。山本太郎氏自身が言うように、「一人で出来ることは殆ど無い」からこそ、自党が目立つための行動では無く、入管法成立阻止で一致する他党と歩調を合わせる努力が必要でしょう。 https://t.co/xzF7quAcWh
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
懲罰動議。山本太郎氏の「一人ダイブ」は、本人がライブハウスの云々と街頭で語るように、「悪乗り」としか思えない。しかし、ここまで懲罰動議が続くと、もうピケ戦術や牛歩戦術自体が不可能になるのでは?ガーシー除名の際に懸念した、「少数派抑圧としての懲罰」が現実化しているように思います。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
「れいわ」議員のパフォーマンス過多の不規則行為に対しては、共産党のように「批判しつつも懲罰には反対」という態度が適当だと考えます。特に、立憲が懲罰に賛成しているのが、まずい。少数派を守るべき、というより自らも議会内少数派のはずの野党の第一党が、抑圧構造に加担する図式になってます。
— まことん┃SDGsを目指す労働者 (@makotonch) 2023年6月8日
そうなんだよ。今回リンクしたツイートの中で一番強く共感するのが上記のツイートだ。立民、特に代表の泉健太は自らが野党第一党の党首であるにもかかわらず、自民党や第一野党争いのライバルである維新に歩調を合わせようとばかりしている。そんな対応をしていて一番得をするのは新選組で、一番損をするのが立民自身だと私は思うのだが、泉には理解できないようだ。
立民が懲罰動議に賛成したら、先日の櫛渕万里の時にもそうだったように、新選組の矛先は自民や維新には向かずに立民に向けられる。もっとも山本は泉よりも枝野幸男主敵論者であるように見受けられるが、それだけ泉が枝野と比べて山本に侮られているだけのことだ。
山本や新選組に対しては、櫛渕の時に共産党がやったような「懲罰動議には賛成しないが批判コメントを出して切り捨てる」対応が一番大きなダメージを与えることができる。櫛渕の時、立民は「登院停止では処分が重すぎる」として本会議の採決では反対に回ったが、それならなんで懲罰動議に加わったのだとして重ねて山本や新選組信者から攻撃されるだけだ。
泉立民はなぜ失敗から何も学ぼうとしないのだろうか。