kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民のマイナス評価を前任の枝野幸男の時のイメージダウンのせいにする泉健太はやっぱりダメな人。立民の低迷には泉に大きな責任がある

 泉健太という人間はやはり不誠実極まりない、許せない。そう強く思わせる記事が昨日Yahoo! JAPANから配信された。

 

news.yahoo.co.jp

 

 これほど胸が悪くなるインタビュー記事はそうそうない。以下一部を引用する。

 

前回衆院選の思わぬ敗北「ダメージ大きかった」

 

──2021年11月に立憲民主党の代表になって1年9カ月。ここまでの期間をどう見ていますか。

 

「代表になって、約半年で参議院選挙(2022年7月)がありました。私たちが訴えたのは急激な物価上昇対策、その背景にあるウクライナ問題、それと教育の無償化。この三本柱を生活安全保障として、国民生活が主軸だと掲げた。でも、それだけで選挙が勝てるというわけでもなかった。その前の衆議院選挙(2021年10月)で思わぬ敗北を喫して、枝野(幸男)前代表が辞任しましたが、そのダメージはものすごく大きかった。そこから回復するには一定期間かかるとは思いました。復活してきてはいるが、今もその時期は続いていると思います」

 

URL: https://news.yahoo.co.jp/articles/4030d9ffec64902831fbc9f0a085d5e7a66410a9

 

 泉はなにか、前立民代表にして創業者の枝野幸男どん底に突き落とした立民を自らが再建しているかのような不遜な言い方をしているが、とんでもない。

 既に三春充希氏がデータで実証し、弊ブログも何度も指摘している通り、立民の票がもっとも大きく流出したのは枝野時代の最後の国政選挙だった2021年衆院選ではなく、代表が泉に代わって最初に行われた昨年の参院選だ。

 その参院選について、立民自身が「敗因は『提案型野党』路線だ」と総括し、泉はそれを受け入れたと報じられた。だが、その総括を受け入れるはずの泉が実際に行ったのは、幹事長をリベラル系の西村智奈美から保守派長老にして泉自身が籠絡に成功した岡田克也だった。この時点で既に、総括を受け入れたはずの泉の言葉と実際にとったアクションが整合していなかった。「復活してきてはいるが、今もその時期は続いている」という泉の言葉から思い出したことが2つある。1つは参院選開票時のインタビューで「なんとか踏みとどまった」と答えた泉自身のコメントだ。前年の衆院選と比べて票を3割から4割も流出させておいて「踏みとどまった」もあるものかと呆れた。

 もう1つは、新型コロナウイルス感染症の第4波と第6波で大量の死者を出し、コロナ禍全体でも死亡率全国ワーストで1,2を争う不成績を残した維新の手口だ。維新はこのような惨憺たる実績にもかかわらず「吉村はんはようやってはる」との(誤った)イメージを有権者に与えることに成功した。「嘘も100回繰り返せば本当になる」というナチスの手口を地で行った形だが、それと同じ手口を泉も使っている。「提案型野党」路線のほか、「維新へのすり寄り路線」の失敗にも泉は口をつぐんでいる。得意のニヤニヤ顔が与える印象とは裏腹におそろしく面の皮の厚い人だとのこれまでも持っていた印象をさらに強めた。

 上記引用部分に続くインタビューの各論に、引用する価値のあるものは何もない。そもそもの出発点で嘘やごまかしを平然とやらかしている人間が何を言っても説得力などないのである。

 これはYahoo! JAPANのオリジナル記事とのこと。予想通り碌なヤフコメがついていないが、例外は下記のヤフコメだ。

 

eqn********

 

このインタビューで、立憲民主のマイナス評価を前任の枝野氏の時のイメージダウンを言ってる時点で、やっぱりダメな人だと感じた。前任の評判が悪かった場合、後任は普通の事をしてるだけでもよくやってるとの印象を持たれるのが一般的。しかももう1年以上経っているのに。私は立憲民主の評判が一向に回復しないのは、泉氏に大きな原因があると思っている。先ず、ここにも書かれているように考え方にポリシーがなく朝令暮改の政策ばかりである点、次に自民党や他の野党から売られたくだらないケンカにすぐ反応して大人になりきれてない点だ。メディアは発言の一部を切り取り面白おかしく記事にするのだから、子供みたいな言動は慎しむべきだ。他党の不祥事についても言葉は選んで使うべき。私は立憲民主の支持はしてないが、野党第一党の責任は、たとえ政権につけなくても政府与党の暴走や不正を監視する事だと思う。その意味でもっと確りしてほしい。

 

URL: https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/db91f62c-7917-4d56-98fd-1a5d3a917526

 

 上記にしてもかなり微温的なコメントではあるが、立民の低迷が前代表などではなく泉健太自身に大きな責任があると指摘している部分が買える。泉が自分の責任を棚に上げて何も言わないからこそ、私は泉を「不誠実極まりない人間」と断じる。そもそも泉は自らが推進したはずの「提案型野党」の路線を、ほかならぬ党に「参院選の敗因」と総括され、それを受け入れたはずの人間なのである。

 

 記事についたはてなブックマークも、本記事を書いている時点で14件しかない。そのくらい泉健太への関心は低いということだろうが、評価に値するブコメは下記の1件だけだった。

 

立憲・泉健太代表「今の時代、基礎票なんてないんです」 苦悩の野党第1党、転落から「上っている段階」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

自分が代表になってからの参院選敗北の分析ができておらず、聞いてる側も突っ込まない体たらくでは勝てる訳がない。

2023/08/17 22:25

b.hatena.ne.jp

 

 今回の泉のインタビューは上記ブコメに尽きる。そう思ったのでグリーンスターを進呈した。

 以上述べたような論外の泉健太に対して、もしかしたら菅直人に代わって衆院選東京18区から出馬するかもしれないとの噂が一部にある五十嵐衣里氏のXを以下にリンクする。

 

 

 このように維新との対決姿勢を正面から打ち出す人が国会議員になれば立民も変わるかもしれないと思わせる。都議1期目からの転身は早すぎるという人もいるが、苦学して弁護士になるという橋下徹とも似た経歴を持つこの人は現在39歳。橋下が大阪府知事になったのは38歳の時だから、決して若すぎるということはない。しかも、橋下と似た経歴ながら、橋下のように自力で地位をつかんだ人にありがちな新自由主義に走らなかったところも良い。こういう人には早期に国会議員になって、泉一派のような有害な勢力の影響力を吹っ飛ばしてもらいたいところだ。