やはり一昨日（12/2）に私が目撃したのは江東区長選に立候補した大久保朋果の選挙事務所だった。
場所は江東区役所の目と鼻の先というより本当の隣で、ビルの1階で飲食店が廃業した跡地。
一昨日貼られていた大久保と東京都知事・小池百合子の2連ポスターは告示前用だったらしく、昨日行ったらそれらは剥がされて、その代わりに候補者の大久保ではなく小池百合子が大写しにされたポスターがベタベタ貼られていた。そのポスターには小さな枠が設けられていて、その中には自民党と公明党のロゴがいちおう都ファのロゴの上に書かれてはいたものの、まるで小池が候補者であるかのような気色悪いポスターで、2016〜17年の人気絶頂期にも小池には絶対に靡かなかった私は吐き気を催してしまった。
そうそう、昨日は候補者の大久保朋果自身ともすれ違った。
以下NHKニュースより。
東京 江東区長選告示 新人5人が立候補 前区長の辞職に伴い実施
2023年12月3日 17時13分
区長の辞職にともなう東京 江東区の区長選挙は3日に告示され、新人5人が立候補しました。区長が公職選挙法違反の疑いで関係先の捜索を受けるなどして就任からおよそ半年で辞職する事態となり、区政をどう立て直すかなどをめぐって論戦が交わされる見通しです。
URL: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231203/k10014276571000.html
小暮裕之というのが維新推薦の候補で、三戸安弥（さんのへ・あや）というのはかつて小池百合子の側近だった都議の上田令子やかつてみんなの党の党首として一世を風靡した世襲政治家・渡辺喜美が応援する人物。要するに小池一派からの分派の人だが、今春の江東区議選では3位の酒井菜摘（今回の区長選での野党統一候補）や2位の元維新・現自民にしてもともとは小沢一郎一派に属していた川北直人を抑えてトップ当選した人だから馬鹿にならない。今回は「自民と手を組んだ都ファ」への批判票をどれだけつかめるか、野党統一候補や維新の候補との得票力はどのくらい違うのかを確かめる狙いもあるかもしれない。
区役所の隣に選挙事務所を構えた大久保の表情は余裕綽々にも見えたが、結果はどうなるか。
