kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立憲民主党の議員のパーティ開催。ケンタの富士山登山料。皆さんがキツいと思うのは、どちら??(もんくま氏のXより)

 私は立憲民主党の支持者ではなく、同党の右半分は嫌いであることを表明している。中でも泉健太は大嫌いなので、そういう「激しく偏った」立場からの意見表明を続けている。以下はその前提に立った上での議論。

 泉健太野口健に乗っかった右翼排外主義的なXをポストした件、ネットでもごく一部でしか騒がれていないようだが、リベラル側からの異論はかなり出ている。

 これまでに取り上げなかった例として、弊ブログがよくリンクする政治おじいちゃんお化け氏のXがある。

 

 

 

 私は、あれは「たまたま出てしまった地金」などではなく、こんなポストをしても支持者がついてくれるかを試す意図を持って行った狡猾なポストではなかったかと推測している。これについては、私と同様の感想を持ったと推測をされる方のポストをのちほど示す。私が泉健太のポストから連想したのは小池百合子が先の衆院東京15区補選で乙武洋匡を推した一件だった。あれも、昨年12月の江東区長選で小池が推した大久保朋果現区長のような隙のない能吏タイプの候補者でも立てておけば酒井菜摘に勝つことは難しくなかったに違いないが、小池はおそらく「仮に補選で負けても本選で手堅い候補を立てれば酒井なんか簡単に落とせる」と計算して乙武を推してきたものと思われる。だから今後はその小池のふざけた野望を許さないための、さらなる困難な戦いが待ち受けているというのが現在の私の認識だ*1。泉も同様に、仮にあのポストで批判を受けても十分取り返せると計算して観測気球を揚げたものではないだろうか。

 

 

 埋め込みリンクに表示されない部分は下記の通り。

 

期待値が低いが、消去法で残っていくというのは決して悪いことではない。

 

まあ、もうちとしっかりしてくれとは思うが。

 

 裏を返せば、泉の狙い通りだったともいえる。それはある面では「決して悪いことではない」のかもしれないが、決して良いことでもないと私は思う。その理由も後述する。

 議論の核心部に入る前に、先の文章で酒井菜摘の名前を出したので、先の補選でその酒井氏を応援した立民の学生党員さんのポストを示しておく。

 

 

 「アレ」か。阪神強いねえ。佐藤輝明や青柳晃洋や伊藤将司を二軍に落としても、大山悠輔をスタメンから外しても、読売の戸郷翔征にノーノー食らっても、次の試合には必ず勝って首位をきっちり固めてるものね。どれだけ選手層が分厚いのだろうかと感心する。しかしそんな阪神でも監督が矢野の頃は結果を出せなかった。球団が満を持して岡田彰布を監督に選んだのはやはり正しかったのだろう。

 しかし国政における立民には現在の阪神タイガースのような横綱相撲がとれる地力はない。参考になるのは1998年に38年ぶりのリーグ優勝と日本一を成し遂げた横浜ベイスターズではないかと思う。横浜はその前年の1997年に2位になって優勝したヤクルトに一時肉薄したが、その躍進に功績のあった大矢明彦監督に代えて、それまでは中日の人脈だった権藤博を監督に据えて優勝した。当時私は、大矢ではベイスターズの飛躍は望めないと思っていたところに権藤を持ってこられたので、これは横浜は本気だなと思ったものだが、権藤は横浜を本当に日本一にしたのだった。その権藤も4年間の監督生活で結果を出したのは1年目だけだった。とはいえ「新たな顔が必要な時に入りました」との認識には共感する。

 なお小沢一郎は功績よりも害毒の方がはるかに大きかった、というより凄まじいばかりの害毒の強さだった。私は全く買わない。

 

 

 上記は、山岸一生衆院議員の友人として、立民の内部情報をもかなりの程度知る立場におられるらしい「もんくま」氏の下記Xに返信したポストだ。

 

 

 私は、政治資金パーティーの方にはいろんな意見があり得ると思う。だからそちらには反応してこなかった。

 だが「ケンタの富士山登山料」は絶対にダメだ。

 もんくま氏もその意見で、その立場から多くのポストを行っている。私が今回の記事を公開しようと思ったのは、その一連の氏のポストを読んだからだった。それを以下に紹介する。つまりここから本記事の本論に入る。

 

 

 私も上記ポストに全面的に同意する。

 

 

 東京9区の自民党候補予定者が現在のまま衆院選が行われるなら、次の衆院選では山岸氏は間違いなくゼロ打ちだろう。その人は何しろ前回は東京15区で4位の大大大惨敗で、維新の金沢結衣にも負けた弱っちい人だ。自民党柿沢未途と天秤にかけられて公認が得られなかったためではあるが、その人はその前には愛知10区で自民党公認を目指したが果たせなかった。なぜそんな人物(極右人士)を自民党は東京9区の公認予定候補にしたのか不思議でならない。でも現状ではそのような楽勝が確実視される選挙区だからか、山岸一生陣営からはリベラルの立場からのかなり思い切った意見発信がなされているように思われる。今回紹介するもんくま氏の一連のポストもその表れだろうと私はみている。

 逆に東京15区の方はまたぞろ小池百合子がリベンジのために公明や民民を巻き込んで何をやらかすかわからないので全く予断を許さない。

 

 

 とのことなので、必ずしも立民支持者ではないものの東京15区の補選で立民公認候補に投票した人間として意見を表明した次第。繰り返すが「きつい」のは圧倒的に「ケンタの富士山」の方だ。

 

 

 

 「山岸一生」を「酒井菜摘」に、「9」を「15」に置き換えれば私も同じ意見。

 

 

 

 埋め込みリンクには表示されない下記の部分が重要だ。

 

しかし「国籍」で分けるのは合理性が見出せません。

 

私見では、ケンタについては擁護は困難だと思います。

 

謝罪・撤回一択。

 

 ここでいう「ケンタ」が富士山登山に関する外国人差別を指すことはいうまでもない。

 

 

 これについては、国政選挙の比例票に「立憲民主党」と書いたことが一度もない私としてはなんともいえない。

 

 

 泉健太はこういう点では玉木雄一郎とそっくり同じなんだよね。

 

 

 

 そうそう。だから秋には代表を代えるべきなんだよ。

 

 

 これには賛否両論があった。

 

 

 

 

 ふーん。私なら「馬場と足立なんか、どっちも選んではならない」としか思えないけど。馬場は論外だが、足立みたいな人に甘い顔をするのが立民の政治家や支持層の悪いところだと思っている。もんくま氏と山岸議員のお二方がいかなる意見をお持ちかは存じ上げませんが。

 

 ところで、一連のもんくま氏のXで一番共感したポストは下記だ。

 

 

 そう、泉健太はこの件を党に所属する議員や候補者や、それに支持層に至るまで「踏み絵」にしてるんだよ。

 自らへの同調圧力をかけていると言い換えても良い。

 だから私はそんなことを平然とやる泉がどうしても許せない。

 私見では、こういうことを平気でやらかすのが権力志向が強い人間の習性だ。

 

 

 26日って今日だよな。

 

 

 じゃあ村上宗隆はダメだな。阪神の佐藤輝明もそれで二軍に落とされたんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 このあたりまでくると、もんくま氏も切れ気味のようだ。

 

 

 

 

 

 結局議論は物別れに終わった。

 

 

 上記ポストから私が連想したのは「民主集中制」とか「全体主義」とかいう言葉だった。党規約でそんな縛りはないのだから、これは某氏が(別の陣営の人たちに向かって)いうところの「セルフ民主集中制」というやつなのではなかろうか。

 

 

 ついに捨て台詞に至った。

 

 

 

 リンクを見に行ったら笑ってしまった。

 

 

 素晴らしい盛況だ。

 そういえば去年だったか、産経の世論調査で立民の若年層の支持率が高かったことが一度あったらしくて、泉がそれを誇らしげにXにポストしていたことがあったようなおぼろげな記憶がある。あれはいったい何だったんだろうか。

 

 現時点で、もんくま氏は下記ポストがトップで表示されるようにピン留めしている。

 

 

 埋め込みリンクに表示されない部分は下記の通り。

 

>【ケンタの主張に賛同する「旧立憲民主党」組は】という表現の酷さを理解すべき

 

理解できていなくて申し訳ありませんでした。

 

深くお詫び申し上げます。

 

全て、私の無知蒙昧の責任です。

 

理解できていない私は立憲民主党支持者失格です。 失格の私は、立憲民主党に関わらない方がいいですね。

 

URL: https://x.com/199894nerurest/status/1794352694683205781

 

 もちろん、この文章を文字通りの意味で読むことはできない。明らかな反語である。

 野党第一党の党首と、同じ党の衆院議員の関係者にとの間には、このような緊張関係がある。

*1:そのためにも東京都知事選が重要になるが、誰を立てれば小池に勝てるかという妙案は、残念ながら私には思い浮かばない。もちろんネットの一部で騒がれているなんちゃら伸二などは論外であって、そもそも私はつい最近まであの人物の名前も知らなかった。選挙では泡沫候補で終わるだろう。