kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「代表選、色んな人が立って議論はすればいいと思うけど、枝野に限っては彼が何を言おうともこのタイミングの出馬は面の皮が極厚だなとしか思わんよね」(「駅前は朝の七時」)(呆)

 昨夜は一段と蒸し暑かったが、スワローズはやっと勝った。奥川には勝ちこそつかなかったがいわゆる「試合を作った」投球だったようだ(5回3失点)。なぜか2勝できた前の阪神戦はともかく、最近は奥川先発の試合くらいしか「勝てるかもしれない」という気にもなれない。

 その「奥川も出なかったヤクルトに2敗した阪神」は高橋遥人の1025日ぶり勝利で広島との首位攻防戦に勝って広島3連戦を1勝2敗でしのいだ。交流戦オリックス戦で勝った時の奥川と同じようなインターバルでの3年ぶりの勝利だったが、負ければ自力優勝消滅だった阪神にとってもこの勝ちは大きい。ヤクルトにも広島にも3タテを食わなかったしぶとさには昨年の優勝経験がものをいっているのかもしれない。

 今年の(も?)私には無縁だがそろそろ盆休みという人も多いせいか、立民の代表選はおろか自民党の総裁選への関心も全然高まらないようだ。私は岸田も石破もその他の人たちも揃いも揃ってろくでもないとしか思えない。改憲で支持率回復をもくろんでいるらしい岸田など、なぜこんな人に『日本がアブナイ!』の運営者が甘い顔をするのか全く理解できない。

 立民に関しては、相変わらず右派支持層の枝野幸男disが目立つ。

 たとえば例のデマ拡散屋の「駅前は朝の七時」などはこんなXをポストした。

 

 

 私と同じスワローズファンながら神宮新球場建設を含む外苑再開発賛成派のこの人間には毎度のことながら腹が立つ。例の衆院東京15区補選に関する嘘八百のXも全然取り下げないし。

 駅前の御仁と同じ立民右派支持層でも、「改革市民」と名乗る、アカ名だけでも「カイカク」志向がうかがわれる人士はもう少し冷静だ。

 氏は、まず一応は下記のように枝野を挑発する。

 

 

 しかし、下記のポストはいえている。

 

 

 枝野は今月21日に政策を発表すると言っている。「筋論に従って動」こうとしているように私には見える。この「筋論」こそ泉健太最大の弱点だ。今でこそ岡田克也のグリップが効いていてあまり暴走していないが、最初に「提案型野党」路線に走ったり「『維新八策』に大部分協調できる」などと維新に媚びを売ったりしていた人が、今さら「玉木さんだって志位さんとピアノ弾いてたじゃないか」と言ったって、それは確かにその通りなのだがあまり説得力が感じられない。私の頭に浮かぶのはコウモリとか「鵺」とかいった動物の名前だ。結局泉は何がやりたいのかよくわからない。

 といえ、世間はそうは見ないだろう。

 

 

 

 そう、ここがポイントだ。枝野と泉とでは、たとえ言っていることは同じでも、それぞれを支える政治家や支持者のあり方が違う。泉にはたとえば前述の「駅前は朝の七時」のような支持者が多数ついていて、彼らの意向に背いたことはできないのだ。

 これは2017年の民進党代表選における前原誠司枝野幸男の争いの時と同じだ。あの時、こたつぬこ(木下ちがや)氏は前原が勝っても枝野が勝っても変わらないと言ったが、現実の結果はそうはならず、前原は「希望の党騒動」を引き起こした。

 現在も下記のようなポストがあるが、考えがいささか浅いと思う。

 

 

 

 言うことは変わらなくてもやることは変わるのである。

 

 

 ここらへんはよくわからない。

 

 

 これはそうだろう。付け加えると、経済成長は前提ではなく結果だ。現在の「経済成長を前提とした」政策を掲げたり実行したりしてきた人たちは、実際には経済成長を達成できなかった。それが失われた何十年かだ。

 それから高福祉高負担が大嫌いなのは元号新選組も同じだろう。彼らの政策は、少なくとも外形的にはイギリスで7週間しか持たなかったリズ・トラスの大減税政策と何も変わらないように私には見える。彼らの支持者のうちのある部分はあの短い期間にトラスに熱狂していたし、あの組の経済政策のブレーンらしい長谷川羽衣子もそれに(同調まではしなかったようだが)迎合していた。

 そして、そういう政策が大嫌いな維新の「維新八策」に大部分強調できると言っていたのが泉健太なのだ。それも代表になってからの2022年終わり頃から2023年初め頃かけてである。これでは「本当は高福祉高負担を理想にしている」と仮に泉が言ったとしても信用できないし、果たして泉が堂々とそういう政策を掲げたことがあるかどうかも私は知らない。強いのは、かなり長い間自民や維新にすり寄っていた人だという印象だ。

 時間がきたのでここまで。