完全に民民が維新に取って代わった感がある。
読売の世論調査(11/11-12)で政党支持率が自民30%、立民11%、民民10%を記録した。
https://twitter.com/senkyoyosou/status/1856328829079564742
読売新聞政党支持率(11/11~12)
— 世論分析と選挙情勢予測 (@senkyoyosou) 2024年11月12日
自民30%(前回25%)
立民11%(14%)
国民10%(7%)
れ新4%(4%)
維新3%(5%)
公明3%(4%)
共産2%(3%)
無党派30%(31%)
衆院選直後との比較。
玉木代表の不倫を知った有権者も一部含まれていると思われる。
少し前、かなり長い間世論調査で維新の政党支持率が立民を上回っていた時期があった。
あの頃維新にすり寄って、「『維新八策』に大部分協調できる」と抜かしたのが立民前代表の泉健太だった。
その維新の支持率を押し上げた勢力が、現在民民の支持率を押し上げているのではないか。
玉木雄一郎の醜聞報道があっても民民の支持率が上がり続ける理由はいくつか考えられる。
一つは、新興民民の支持者たちにはマッチョな連中が多いから、醜聞なんか気にしないこと。
また、「悪名は無名に勝る」効果もあるかもしれない。
それから、玉木の「手取りを増やします」という決め台詞を衆院選後に知って、その減税志向の政策に惹かれる素朴な人が増えていること。これは結構多そうで、立民支持層を食っている可能性もある。
そんな状況になったこともあって書くが、玉木の「手取りを増やします」は「給付(特に現物給付)を減らします」と同義だということだ。実際に税収が7.6兆円減るとの資産もある。つまり現在の民民は「減税真理教」の政党だといえる。
江東区の高野勇斗区議(立民)や広島のさとうしゅういちさんは「再生可能エネルギーに積極財政を」と仰る。私も同感だが、それに対して民民は原発推進回帰派に近く、支持者の間からは「新エネなんて削ってしまえ」との声が強い。
そんな民民は一大反動政党になりつつあるとしか私には思えない。
野田佳彦は、政党支持率で民民に迫られようが(一時的に)逆転されようが、民民にはすり寄ってはならない。
泉健太が維新相手に犯した誤りを繰り返してはならない。