昨日、民主党の小沢一郎幹事長が鳩山由紀夫首相に「子ども手当の所得制限をせよ」と要望したとのニュースが流れていた。
これについて、下記ブログが取り上げている。
【絶対反対!】民主党「子ども手当への所得制限」を内閣に要望 - 宮崎信行の国会傍聴記
今朝、この記事につけた「はてなブックマーク」で、私は以下のように書いた。
kojitaken 民主党, 小沢一郎, 子ども手当 思うのだが、子ども手当の所得制限なんかで小手先の人気取りを狙わないで税制を抜本改正しろよと。アメリカの方がよっぽど所得税の累進性が強いぜ。金持ちや企業がお金を貯めこめば貯めこむだけ財政赤字は拡大する。 2009/12/17
今日の昼前には、『きまぐれな日々』に、ぽむさんから下記のコメント*1をいただいた。
小沢幹事長が、鳩山首相に「子ども手当」に「所得制限すべきだ」と要望したそうです。
社民党や国民新党も以前から所得制限を設けるよう求めていたようですが、私は絶対反対です。
「子ども手当」は親や世帯に与えるものにしてはだめです。「親の収入にかかわらず、子供を皆ひとりの国民として平等に扱う」ことこそが最大の意義でしょう。
財源が問題というなら累進課税の強化こそやるべきことでしょう。お金持ちの親にはたくさん納税することで義務を果たしていただき子供たちは平等に手当をもらえる、それでいいではないですか。長妻厚労相は昨日も所得制限はしないと明言されたそうですね。長妻さんには、心からエールを送ります。
2009.12.17 11:41 ぽむ
これを読んで、とても良いコメントだと思った。財源を確保したいのなら租税構造を改めるべきという観点からの反対意見は私も表明したが、「子供を皆ひとりの国民として平等に扱う」という観点は、私の議論からは抜け落ちていた。