kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ホークスの斉藤和巳は「プロブロガー」なのだそうだ

昨年はテレビのプロ野球中継を見た記憶がほとんどない。たまに見ても、見続ける気が起きなかった。むしろ、ネットでアクセスできる江夏豊らの古い動画を見ることの方が多かった。

そんな私でも、プロ野球の開幕ともなると、多少の関心は起きる。だが、若死にした野球選手って意外と多いなと思いながら、「野球選手 早世」でググると、

http://koujiyama.at.webry.info/201002/article_8.html

などという記事が検索に引っかかる。そういえば安倍晋三は3年前の参院選の遊説で、関西では阪神ファンに、名古屋では中日ファンにそれぞれ取り入っていたが、その甲斐もなく惨敗した。

パ・リーグでは福岡ソフトバンクホークスが昨年リーグ優勝の日本ハムに連勝した。日本ハムは昨年の開幕シリーズでも楽天に3連敗するなど、開幕カードは苦手のようだ。

ホークスというと、00年代前半の強豪だが、その頃の主力は他球団に行ったり故障で長期離脱している選手が多い。井口はホークスにではなく千葉ロッテに復帰したし、昨年までマリナーズに在籍していた城島のゴキブリ、もとい5季ぶりの日本復帰先は阪神だった。昨年、5季ぶりにBクラスに転落した阪神の5季ぶりの優勝は城島にかかっている。

だが、なんといっても一番驚いたのは、長期にわたって戦線離脱している斉藤和巳が、自身のブログ*1の更新には異様に熱心で、ファンから「プロブロガー」と揶揄されていること*2だった。これは全然知らなかった。

斉藤は、最後にフルシーズン働いた2006年のシーズンにおいて、2003年に20勝を挙げた頃以上に素晴らしい投球を見せていた。2003年には、ホークスの重量打線に助けられている投手ではないかと思っていたのだが、2006年のプレーオフ第1ステージで、翌年からメジャーに渡った西武の松坂と投げ合った試合は圧巻だった。この試合での斉藤は、序盤は完璧な投球で、6回だったか7回だったかに乱れて1点を取られたのだが、なお続く無死二、三塁だか無死一、三塁だかのピンチを抑え切った。しかし、松坂が斉藤をさらに上回る投球で、1対0で西武が勝った。この第1ステージは、その後の2試合にホークスが連勝したため、これが松坂の日本プロ野球最後の投球になったが、第2ステージでも斉藤は日本ハム打線を8回まで零封しながら味方打線の援護がなく、9回にサヨナラ負けを喫した。レギュラーシーズンでは7割台の勝率を誇る「負けない投手」斉藤は、ポストシーズンは勝ちなしの6連敗を喫しているが、これはプロ野球ワースト記録ではなかったかと思う。

その頃には私もブログをやっていたのだが、翌年以降故障がちになり、2008年以降は登板もない斉藤が、ブログを開設しているばかりか、その更新に燃えていたとは全然知らなかった。

今年また手術を受けることが決定し、今期も絶望かといわれる一方で、タレントのスザンヌとの交際が報じられた斉藤だが、彼に対して違和感を持ってしまうのが正直なところである。