kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「自由と生存のメーデー」のデモに社民党は参加し、福島瑞穂党首は挨拶をしたのだった

辻元清美氏の離党をめぐって社民党が大揺れだが、5月3日に新宿で行われ、私自身も参加した「自由と生存のメーデー」のデモに社民党は参加し、福島瑞穂党首は挨拶をしたのだった。

ちなみに、私が福島瑞穂氏や作家の雨宮処凛氏を生で見たのは、この日が初めてだった。

社民党はデモでも幟を立てていたが、「右」の民主党も「左」の共産党も、こうした独立系の労働運動には不熱心なように見える。だが、昨年の総選挙で民主党を圧勝させたのは、年々、日に日に生活が苦しくなる人たちが、これまでの自民党中心の政権に対して怒りを爆発させたからなのだ。

一方で社民党には古い体質もあり、労組に縛られているとか、活動家には社会主義協会系の人が多くてイデオロギー色が強いとか、地域の有力者が利権に漬かっているなどとも聞く。

だから、社民党自体は歴史的使命を終えつつあるのかもしれない。

だが今後、社民党自体は消滅への道をたどるにしても、「自由と生存のメーデー」に参加した福島瑞穂氏の志を、新たな社民主義勢力の結集へとつなげていかなければならないと思う。

私は日頃、福島瑞穂氏の主張からは「増税反対」しか伝わってこないなどとしてしばしば批判しているが、「自由と生存のメーデー」に姿を現すのは福島瑞穂氏であって、辻元清美氏や阿部知子氏ではないな、とも思うのである。東大医学部卒の医者で、いかにも「都市部リベラル然」とした阿部氏はともかく、辻元氏はもっと積極的であっても良いのではないかと思うのだけれど。