kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「核抑止論肯定発言」を岸井成格に「左」から批判された菅直人の赤っ恥

菅直人原爆忌の日に口にした「核抑止論肯定発言」は、あまりの論外さに呆れて何も書く気がしないほどだったが、『サンデーモーニング』の末尾で、なんと毎日新聞主筆様の岸井成格に「左」から批判された。

岸井は、菅首相はあんなことを絶対言ってはいけない、誤ったメッセージを出すことになる、なぜなら、現在は核兵器がインドやパキスタンなどの諸国に拡散してしまったために、「欧米による核抑止」が成り立たなくなったというのが世界の基本認識であり、そこがオバマプラハ演説(昨年4月)のキモなのだから、と指摘した。

菅首相は恐らく、誰かに「アメリカの核の傘から離れるなんてことは絶対に言ってはならない」と言われたんだろうけれど、それでもあんなことを言ってはいけない、間違ったメッセージを出してしまうと、岸井は重ねて菅首相を批判した。

岸井といえば、3年前の参院選の直前に、投票率が下がって安倍晋三を総裁にいただく自民党が勝つことを希うかのような発言をして大顰蹙を買った男で、数ある電波芸者の中でも自民党寄りの人間と見られているが、そんな人間に「左」側から批判されるようでは、菅直人はどうしようもない。

菅直人核抑止論肯定発言は、おそらく官僚かナベツネあたりに吹き込まれたものだろうと私も思っていたが、電波芸者毎日新聞主筆様にあからさまに言われるとは、赤っ恥もいいところである。