kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

読売球団は全国をドサ回りせよ

読売球団の意識は、1978年の「江川事件」の頃と全く変わっていないようだ。


asahi.com(朝日新聞社):「開幕はお上が決めることじゃない」巨人滝鼻オーナー - 東日本大震災

「開幕はお上が決めることじゃない」巨人滝鼻オーナー

2011年3月22日20時36分


 蓮舫担当相がセ・リーグの29日開幕の見直しを求めたことについて、巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、「開幕はお上(政府)が決めることじゃない。節電に協力しろということでしょう」と不快感を示した。さらに「(4月12日への開幕延期など)パ・リーグが先行して色々決めているようだが、そうはいかない。交流戦がいらないなら、いろいろ組み合わせはできるけど」とパの姿勢を牽制(けんせい)した。

 本拠の東京ドームはデーゲームでも照明が必要なため、当面使用できなくなる可能性もあるが、「日々刻々と事情が変わるので(代替地は)決めていない」と述べた。


私は、この件で読売球団(通称巨人)を擁護する意見を聞いたことがない。つい今日も、「(読売球団は)ドサ回りすればいいんだ」と言った人がいたが、この発言に噛みつく読売ファンは誰もいなかった。私は東京に住んでいるのだが、周りに読売ファンなど誰もいない。

江川事件の33年前はもちろん、10年前でもこんなことはなかった。当時、インターネットの掲示板で毎日のように読売球団の悪口を書いていた私は、読売ファンに目の敵にされた。アンチ読売といってもいろいろいて、「強い読売が憎たらしい、強い読売を倒したい」と言う人もいたが、私はそうではなく、読売球団の存在意義自体を否定し、読売球団はいずれ凋落するし、そもそも読売球団なんて滅びてしまえば良いと公言していた。そのため、私は読売ファンに「不健全なアンチ」呼ばわりされたものだ。

だが、今や私がこのブログで「プロ野球が今後も存続したいというなら、読売を除名して機構を作り直せばよい」と書いても、誰からも何とも言われない。それくらい、読売球団は世間から見放されている。

プロ野球の開幕日程問題は、政府対読売の対立の様相を呈してきたが、政府にはあくまでも強気の姿勢を求めたい。ふだんは大嫌いな蓮舫も、読売球団と戦う時だけは心から応援する。

それにしてもふがいないのはプロ野球選手会や読売球団の選手たちだ。世論がいきり立つより前に、彼ら自身が読売支配のプロ野球に反発して立ち上がらなくてどうするのだ。「ストはやらない」という彼らには、大いに失望した。