kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

やはり! 原発推進勢力「電力総連」の支持を受けていた小沢一郎

いろいろ調べてみると、やはり小沢一郎原発推進勢力「電力総連」との浅からぬ関係が明らかになる。


貧しい日本のわたし 恥知らずの国会議員が上関原発予定地を来訪―「未来の環境・エネルギー政策を考える会」― より。
昨年8月1日の記事。

今日、8月1日(日)だけど、税金の無駄使いの無能な国会議員が上関に「社会見学」にきた。
それも、電力総連の幹部と一緒に。


上関原発を止めるのは簡単なんだけどね。




もう、ご存知かもしれないけど、小沢さんも電力総連が支持母体の一つ
この電力総連、原発を推進していますね。


電力総連出身の民主党議員としては、藤原正司小林正夫の名前が目についた。昨年の民主党代表選では、藤原が小沢一郎を支持し、小林は支持を明言しなかった。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100908-OYT1T01084.htm

 電力総連の支援を受ける藤原正司参院議員は8日、神戸市で開かれた電力総連の大会に出席し、代表選について「皆さん方に強要するものでも、参考にしてくれというものでもない」と強調した上で、「私は小沢に投票する」と明言した。その理由として、藤原氏は電力業界の関心が強い地球温暖化対策で小沢氏支持の平野博文官房長官の協力を得たことを挙げ、「信頼する人間が小沢をやるからだ」と説明した。

 藤原氏が属する旧民社党系グループは代表選対応を決めておらず、同様に電力総連から支援を受ける小林正夫参院議員は支持を明言しなかった。


最終的に小林正夫が菅と小沢のどちらに投票したかは、調べたがわからなかった。このことから、電力総連が代表選で組合をあげて小沢一郎を支援したという結論にまでは至らなかった。


原発推進勢力の組合といえば、電機連合もそうだが、こちらも組合をあげて小沢一郎を支持したという痕跡は見つからなかったが、無能な平野博文や日立労組出身の大畠章宏小沢一郎に投票した。この大畠こそ、2006年に小沢一郎原発政策の転換を働きかけてそれを実現させた政治家である。調べてみると、小沢は民主党代表就任直後に、前任の前原誠司代表時代にぎくしゃくした連合との関係修復に腐心したとあるから、原発政策の転換も、電機総連や電力連合の機嫌をとることを目的としていた可能性がある。


もっとも、昨秋の代表選では、菅直人陣営が旧民社系をずいぶん切り崩したとされている。おそらくその影響もあって、菅内閣の政策は鳩山内閣以上に保守化し、原発への前のめりもさらに強まったから、決して菅直人を免責するわけにもいかない。原発推進に関しては、小沢・鳩山・菅のトロイカは全員同罪だ。今後は、誰が率先して「脱原発」へと舵を切るかで、トロイカは罪滅ぼしの真摯さを競うべきである。


次に、上脇博之教授の4月10日付ブログ記事を紹介する。
上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場 : 民主党の原発政策と電力総連


以下抜粋。

2007年の参議院議員通常選挙から立場を変えたということは、民主党は代表が小沢一郎氏になってから原子力政策で、より積極的になった、ということになる。

「つばさ」2007年6月1日128号
http://www.denryokusoren.or.jp/kikanshi/tsubasa/128.pdf
ここでは、前掲の藤原議員へのインタビューが掲載されていた。
民主党の方針が寄り積極的なものになったことが説明されている。ゴシックは上脇による。

畠山:エネルギー問題は専門分野でもあられますが、これまでの取り組みと今後の課題についてお聞かせ下さい。


藤原:私がいうよりも現実に「原子力発電」が日本のエネルギー政策の屋台骨を背負っているという現実があります。これは認めなければなりません。

民主党内でも様々な意見があるのは事実ですが、エネルギーの実情を認めざるを得ないのです。これまで民主党政策において、原子力発電は「過渡的エネルギー」という位置付けでしたが、2007年民主党政策におけるエネルギー分野では、「原子力発電は我が国の基幹エネルギーとして捉えながら安全第一に進める」という方向付けがなされました。その甲斐あって、これまでの「過渡的」の文言がとれ、更には、核燃料サイクルに国の役割を明記するなど、かなり前進したものとなりました。しかし、他方で、原子力政策の前進は、逆の効果を派生させる場合もあります。国民に対して、我々の産業からしたら、当たり前のことが当たり前に理解されるのには、時間もかかるということを電力関連産業の仲間には理解してもらいたいと思います。そういう中で原子力政策を進めていくことが、程度の差異があれど、推進してくれる議員が多くいることも理解して欲しいのです。
電力総連三役及び執行委員は国会の中で、多くの議員へ情報提供しながら、動きまわっていることは、大きな効果を生んでおり心強いと感じています。


ここで藤原が明言しているように、それまで「過渡的エネルギー」という位置付けだった原発を、「我が国の基幹エネルギーとして捉えながら安全第一に進める」という方向付けに転換したのは2007年、つまり小沢一郎代表時代のことだった*1


それなのに、今日、小沢一郎はそんなことをおくびにも出さず、

原発を否定はしないが、過渡的なエネルギーだ。太陽光などの自然エネルギーに移るしかない。

と、いけしゃあしゃあと言い放ったのである。まるで、2007年の民主党の政策転換など「なかった」かのようだ。


最後に、kemouさんからいただいたコメントを紹介する。


http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110416/1302951058#c1302960941

kemou 2011/04/16 22:35
政局まみれの発言は論外なので横に置くとして、この脱原発の発言についてですが、なんでこの人は「私はずっとそう思っていた」みたいな言い方しかしないのですかね。「今まではこう思っていたが今後は〜」などの発言はできないのですかね。発言を少なくすることで自分の主張の変化を見えにくくして自身を神格化させたいのか、それとも自分の行動を少しでも否定することが嫌で嫌でたまらないのか、何が理由なのかよくわかりませんが。

*1:余談だが、この2007年という年は、夏の参院選小沢一郎率いる民主党安倍晋三を率いる自民党に圧勝したことと、秋に小沢一郎福田康夫との間で「大連立」をたくらんだものの失敗に終わったことが印象深い。