「しんぶん赤旗」の記事より。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-28/2011042814_01_1.html
民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)の政治団体、小沢一郎政経研究会が27日に東京都港区内のホテルで開催を予定していた資金集めパーティー「第62回小沢一郎政経フォーラム」(会費2万円)が延期されました。
本紙の取材に対して同フォーラムの関係者は「延期の理由は明らかにできないが、諸般の事情だ」と説明。小沢氏のウェブサイトによると「東日本大震災による影響等諸情勢に鑑み、開催を延期させていただく」としています。
「開催の期日が決まりましたら、改めてご案内させていただきます」と記しており、資金パーティー開催を中止したわけではありません。
同ホテルは、中堅ゼネコン「水谷建設」の関係者が小沢氏側に2回にわたって計1億円を提供した舞台ともなりました。
本紙の調べによると、「小沢一郎政経研究会」は、2000年から09年の10年間に、毎年4回(07年は3回、09年は2回)の資金集めパーティーを開き、総額10億6052万円を集めています。
しかし、政治資金規正法で政治資金収支報告書に記載義務のある20万円超のパーティー券を購入したとして報告されているのは、わずかに6296万円分で、透明度は5・9%にすぎません。
民主党では、岡田克也幹事長が3月14日に大阪で政治資金集めの「朝食会」を開催し、山口壮・政策調査会筆頭副会長が今月13日に東京・六本木ヒルズの高級レストランで政治資金パーティーを開くなどしています。
東日本大震災の救援・復旧活動や福島原発事故で緊急対応が求められているこの時期に、民主党が政治資金パーティーで資金集めをしていることに対して、マスメディアから批判が出ていました。
この、「第62回小沢一郎政経フォーラム」(会費2万円)とやらは、昨日の当ブログ記事 ひっそりと延期されていた「小沢一郎政経フォーラム」の副島隆彦講演会 - kojitakenの日記 で取り上げた、トンデモで有名な、というより悪名高い副島隆彦が講演会の講師を務める予定になっていたものだ。これが会費2万円也の政治資金パーティーだとは知らなかった。
「東日本大震災の救援・復旧活動や福島原発事故で緊急対応が求められているこの時期に、政治資金パーティーで資金集めをする」ことだけでもひんしゅくものなのに、ましてや会場で登壇する「講師」とやらが、あの「トンデモソエジー」だとは、まさに「日本の恥」以外の何物でもない。
これだけ醜態を晒しても、まだ小沢一郎を信じるのか。「小沢信者」たちの申し開きを聞きたいものだ。