プロ野球読売リーグは、まずデーゲームでヤクルトが横浜に勝って中日の2連覇決定を阻止。さらにナイトゲームで読売が中日に勝って今日の胴上げを阻止した。また阪神が広島に降雨コールド負けを喫して、この時点でヤクルトの順位が阪神を上回ることが確定し、ヤクルト2年ぶりのAクラス入りとCS進出が決定した。
現時点でヤクルトの可能順位は1〜3位だが、中日が残り4試合に全敗し、ヤクルトが残り3試合を全勝した場合のみヤクルトの優勝（引き分けは無視）。直接対決が1試合あるから、ヤクルトの優勝確率は1%くらいか。また、ヤクルトが残り3試合に全敗し、読売が残り2試合に連勝した場合は読売が2位、ヤクルトが3位となる。直接対決はもう残っていないから、読売が2位になる確率は3%くらいか。要するに、ヤクルトは2位で終わる可能性がきわめて高い。
阪神だが、読売が残り2試合に連敗し、阪神が残り8試合に全勝した場合のみ、Aクラス入りする可能性が残っている。読売と阪神の直接対決はもう残っていないから、阪神のCS進出の確率は0.1%程度と思われる。
どうやら、今年の読売リーグは1位中日、2位ヤクルト、3位読売、4位阪神、5位広島、6位横浜でほぼ決まりのようだ。ヤクルトは早く2位以上を確定させて神宮球場で行なわれるであろう対読売のクライマックスシリーズ第1ステージに向けて調整したいものだ。そのためには明日中日に優勝を決められてもやむを得ない。読売に勝つためには、下手に決着が遅れるよりは早く諦めをつけてしまえる方が良い。
