kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルト、初戦は読売に勝つ

プロ野球は今日からクライマックスシリーズ。梨田監督の退任発表以来「糸が切れた凧」のようになっている日本ハムは、1回裏に2点を先制し、ダルビッシュが好投したものの、7回1失点でマウンドを降りたあと西武に逆転を許した。第1ステージはこのまま西武が勝ち、秋山幸二渡辺久信の西武黄金時代のヒーロー同士が監督を務めるチームがファイナルステージを戦うことになりそうだ。

読売リーグの第1ステージは正直読売がヤクルトに連勝してあっけなく終わるだろうと悲観的に予想していたが、ヤクルトが先勝した。今年、レギュラーシーズンのこのカードでは、ヤクルト・村中と読売・沢村がヤクルトのホームゲームで対決するとどういうわけかヤクルトに勝利の女神が微笑んだ。今日は読売先発・沢村に対してヤクルトは館山だった。今季こそ読売戦2勝0敗の館山だが、例年読売戦はあまり良くないので懸念していたが、館山が5回1失点でしのぐと、ヤクルトは5回裏に館山の代打・藤本が同点タイムリーを放った。そして6回から村中が救援。この投手は阪神には全く通用しないのに、どういうわけか読売と中日には強い。沢村との直接対決が今季は5回あって3勝2敗だったが、ホームゲームでは2勝0敗だった。今日も読売打線を抑え、ヤクルト打線は沢村からは同点止まりだったものの、読売救援陣を打ち込んで2点を勝ち越した。村中は、9回二死から代打・大村*1にソロ本塁打を打たれて林昌勇の救援を仰いだものの、勝利投手になった。

ヤクルトが初戦に負けていたら、第2戦の読売先発は最多勝投手の内海だから絶体絶命だった。初戦に勝ってやっと勝負になるといったところだろうか。例によって私は第3戦にもつれ込むことを覚悟しているが、去年の阪神みたいに本拠地で勝ち星なしで終わらなかったのはとりあえず良かったと思う。もっともナゴヤドームで行なわれた一昨年の第1ステージではチェンを打って先勝したけれども第2戦と第3戦に連敗したので、今年も初戦に勝ったからといって全く楽観はしていない。

*1:前ロッテのサブロー。ロッテは今オフにこの選手を取り戻してやれ。