kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

平沼赳夫は本音では橋下徹より安倍晋三と組みたいらしいが・・・

朝日新聞(2/3)の4面掲載記事より。asahi.com改め「朝日新聞デジタル」にも出ている。


http://www.asahi.com/politics/update/0203/TKY201202030518.html

石原新党めぐり不協和音 たちあがれ日本


 たちあがれ日本平沼赳夫代表)は3日、全国拡大支部長会議を国会内で開いた。平沼氏は東京都の石原慎太郎知事と進める「石原新党」結成に意欲を表明した。ただ、ともに新党を主導する国民新党への不信感もあり、すんなりとは運びそうにはない。

 平沼氏は会議で「政界再編の起爆剤になるため、東京都知事の石原さんなどを中心に新党結成の話し合いをしている」と強調。「応援団長」の石原知事もあいさつに立ち、自民、民主両党を批判。「東京ではやることをやりました。皆さんに命を預けるので一緒にやろうじゃないか」と、新党への意欲を見せた。

 だが、党内の受け止めは複雑だ。石原氏は「党首」として先頭に立つのか明言しておらず、この日の記者会見でも「(私から)新党について言ったことがありますか」と言葉を濁した。所属する参院議員は、来年夏の参院選での選挙協力も視野に自民系会派に合流したばかり。国民新党亀井静香代表が新党構想を主導することへの不満も強い。たち日幹部は「メンバー5人が一致しなければ新党は作らない」と明言する。

 平沼氏自身、橋下徹大阪市長との連携による政界再編より、自民党安倍晋三元首相ら保守系議員を集めた「保守新党」に力点を置いているとの見方もある。こうした足並みの乱れに、自民党からは「平沼さんが自民に帰って来られる方法はないか」との声もあがっている。(園田耕司)

朝日新聞 2012年2月3日20時37分)


そりゃそうだろう。平沼赳夫は本心では安倍晋三と組みたい。若造の橋下を快く思っているはずがなく、なかんずく橋下が掲げる「脱原発」には間違っても同調できないだろう。だが、一昨年にナベツネに唆されたのかどうかは知らないが、行きがかり上「たちあがれ日本」を立ち上げてみたものの、与謝野馨菅直人に一本釣りされ*1、腹心とたのんだ城内実にも恩を仇で返されて、文字通り「立ち枯れ」寸前だ。

自民党から平沼復帰論も上がっているとのことだが、重要なことを忘れてはならない。自民党には「定年制」がある。平沼赳夫は今年8月3日に73歳になる。解散が今夏以降に持ち越されたら、平沼はもはや自民党公認で立候補するのは難しくなる。

平沼赳夫の心中察するにあまりある(笑)。

*1:この件は釣った方も釣られた方も最低だと思うが、それは措いておく。