kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

許せん! 安倍晋三!!

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120905/plt1209051139004-n1.htm

自民・安倍氏、華麗なる大応援団!津川雅彦奥田瑛二ら大物俳優も

2012.09.05


 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)への出馬を検討している、安倍晋三元首相に5日午後、政治評論家の三宅久之氏や、評論家の金美齢氏ら民間人有志が、「国家的危機を乗り越えるには、安倍総理の再登板しかない」として、檄文(げきぶん)を手渡す。有志の中には、俳優の津川雅彦氏や、奥田瑛二氏も名前を連ねている。「三つどもえの戦い」とされる総裁選だが、地方の党員票や国会議員票にも影響を与えそうだ。

 緊急声明(檄文)は、「今、わが国は内外の危機にさらされ、幕末と同様の国家的危機にある」という書き出しで始まり、事実上、「次期首相」といえる次期総裁の条件をこう記している。

 (1)周辺諸国の挑発外交に歯止めをかけながら、日本の国益を追求するという、強さとしたたかさ、バランス感覚を兼ね備えた外交をできる。

 (2)民主党政権3年間の「素人政治主導」により混迷する国政をすみやかに回復できる。

 (3)その場しのぎ、場当たり的な、古い政治に決別して、明確な国家観に基づいた新しい政治ができる。

 (4)「平成の保守再編」の旗頭となり得る。

 そのうえで、安倍氏に対して、「国難の今、もはや過去にこだわっているべき時は過ぎた。日本の国力がこれ以上損耗する前に、一刻も早い再登板が必要だ。今こそ国家国民のために、堂々と再起を宣言されることを、強く願うものである」と呼びかけている。

 民間人有志には、元慶應義塾長の鳥居泰彦氏や、京都大学中西輝政名誉教授、上智大学渡部昇一名誉教授、埼玉大学長谷川三千子名誉教授らの学識経験者に加え、初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏、元駐タイ大使の岡崎久彦氏、元航空幕僚長田母神俊雄氏、作曲家のすぎやまこういち氏、俳優の山本學氏など、幅広い分野の人々がそろう。

 発起人代表の三宅氏は「中国や韓国の動向を指摘するまでもなく、日本は国難にある。これから総理を勉強するのでは間に合わない。総裁候補の中で、安倍氏は国家観もブレず、外交・安保の軸もしっかりしている。官僚の壁とも闘ってきた。持病(潰瘍性大腸炎)も特効薬が認可され万全という。次期首相に最も適任だ。総裁選告示後、安倍氏を応援する国民集会を開き、全国遊説にメンバーが同行する」と語っている。


稲田朋美応援団長の渡部昇一とか石原慎太郎応援団長にして一時「9条護憲派」を気取っていた藤原紀香をあっさり寝返らせた佐々淳行とかあの岡崎久彦とか右翼仲間の秦郁彦にまでトンデモぶりを批判された田母神とか城内実松原仁の応援歌を作ったすぎやまこういちとか、手垢のついた応援団員ばかりだなと思う。テレビから引退した三宅久之はかつてテレビ番組で平沼赳夫を「あの人は極右だから」と評していたのを見たことがあるが、その平沼の盟友である安倍をなぜ応援するのか。平沼と安倍はいずれ劣らぬ極右だと私は思うが、安倍晋太郎が三宅と同じ毎日新聞出身だから一種の「身びいき」をしているのだろうと邪推する。しかし、「俺は岸信介の娘婿じゃない、安倍寛の息子だ」と語った硬骨漢の晋太郎の晩年を、安倍晋三とその母にして岸信介の娘である安倍洋子は冷たく遇したと言われている。

まあ5年前と変わりばえのしない安倍晋三応援団などどうでも良いが、最近知ってショックを受けたことがある。


ヤクルト - 日米野球好き有名人・芸能人 @Wiki - アットウィキ

あだち充 漫画家 熱狂的な燕党。ファンクラブのイメキャラに浅倉南のデザイン画を提供。
安倍晋三 政治家 テレビ番組で、サンケイアトムズ時代からのヤクルトファンであると発言。阪神ファンのいる中で東京音頭を歌ったことがある。
いしいひさいち 漫画家 タブチくんで阪神・西武のイメージが強いがヤクルトファン。
稲垣吾郎 タレント、SMAPのメンバー 日本テレビでの野球中継に全員で出演した時、野球に疎い香取慎吾がスワローズのマスコットを「スズメ」と言った後に激怒したことがある。
井上ひさし 劇作家 高校時代から応援していた佐藤孝夫選手の国鉄入団に伴いファンに
(略)
村上春樹 作家 東京に移り住んだ時に、東京の球団を応援しようと決め、一番家から近かったヤクルトを選んだ。ヤクルト対広島戦でヒルトンのツーベースの軌跡を見て小説家になろうと突然悟る。


私が記憶しているのは、安倍晋三自民党総裁選に出馬を表明していた2006年にはプロ野球の読売リーグは中日ドラゴンズ阪神タイガースの一騎打ちになっていて、当時安倍晋三は「阪神ファンのいる中で東京音頭を歌ったことがある。」といううたい文句とは裏腹に、名古屋を訪れては中日ファンに媚び、大阪に行ったら一転して阪神ファンに媚びていたことだ。

余談だが、いしいひさいち井上ひさし村上春樹の3人(五十音順)が私にとっての「スワローズファン三羽烏」である。しかしあだち充は80年代には「中日ファン」だったはずだ。あだちがいつから「熱狂的な燕党」になったかは不明。もっとも私も居住地やペナントレースの動向によってはカープベイスターズを応援したこともあるので大きなことはいえないが。

それでも、安倍晋三といえば読売でも応援していた方がお似合いに思えるのでやっぱり釈然としない。

もっとも、よくよく考えてみると、読売新聞のナベツネは安倍の嫌う「大連立」志向だし、「サンケイアトムズ」時代からのファンというのは、上記のような記事を垂れ流している『夕刊フジ』を含むフジ産経グループが安倍を応援していることに加え、鉄腕アトムが(ドラえもんもだが)原子力で動いていることが原発推進派の安倍晋三の琴線に触れたのではないかとも思える。

とはいえ迷惑千万であることには違いないので、やっぱり安倍晋三には読売ファンに転向してもらいたい。