kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「中国・韓国の憲法を見習え」と宣う櫻井よしこ大センセ

憲法記念日といっても、憲法「改正」よりも解釈改憲によって戦争が起きる事態の方が早いのではないかと思われる昨今だが、朝日新聞(5/3)も、憲法関連記事はここ数年の憲法記念日の中では特に多い方だと思えるけれども(もちろん総理大臣が安倍晋三であるせいだ)、紙面は弱々しいばかりでなく、大いに問題含みだ。

本日最初のエントリでは、朝日2面に出ていた、安倍晋三を応援する櫻井よしこのコメントを記録しておく。

ジャーナリスト・桜井よしこ

 日本の現行憲法は、憲法を知らないGHQの素人集団が短期間でつくったもので、専門家によるチェックもなかった。憲法のゆえんたる民族の価値観や、歴史伝統というものをまったく踏まえておらず、憲法の体を成していない。無味無臭でいったいどこの国の憲法なのかと思う。例えば中国や韓国などは憲法に自国の歴史や国が大切にしている価値観を高々と書いている。憲法をすべて書き換えるのが理想だが、現実的ではない。今できることは現行憲法を1項目ずつ見直していくことだ。

朝日新聞 2014年5月3日付2面掲載記事より)

「中国や韓国の憲法を見習え」と宣う櫻井よしこ大センセのご託宣を、酷使様たちはいかに受け止める。