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ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に(AFP)

3日前(9/28)のAFP BBニュースより。

ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に
2015年09月28日 14:01 発信地:ブライトン/英国


【9月28日 AFP】英労働党(Labour Party)は27日、ジェレミー・コービン(Jeremy Corbyn)新党首(66)の経済政策を支える諮問委員会のメンバーに、仏経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty)氏とノーベル経済学賞受賞者の米経済学者ジョセフ・スティグリッツ(Joseph Stiglitz)氏を選任したと発表した。

 経済諮問委員会は、労働党の「影の財務相」ジョン・マクドネル(John McDonnell)氏の下で年4回招集され、党の経済政策構想を練る。

 ピケティ氏は、富の不平等問題を説いた著作「21世紀の資本」がベストセラーになった。一方のスティグリッツ氏は、金融危機を受けて西側諸国の政府が導入した緊縮財政政策を一貫して批判してきたことで知られる。

 英南部ブライトン(Brighton)で開かれた党大会で、コービン氏は経済諮問委員会のメンバー発表に続き「われわれの経済政策は、一握りの富裕層だけでなく、あらゆる人々に安心を届けるものでなければならない」と語った。

 またマクドネル氏は、「緊縮政策は英国民を失望させている。世界をリードする経済学者らと協力し、労働党はわが国が是が非でも必要としている一貫性のある代替政策案を提示する」と述べた。(c)AFP


体制派の日経がコービン労働党の政策を「大衆迎合的」と批判するばかりか、政権批判派を自認しているであろう古舘伊知郎が何かというと、錦の御旗を振りかざす勢いで「財政再建」と口走るという、体制擁護派も体制批判派もこと財政政策に関しては「富裕層迎合政策支持」一色に染め上げられている観のあるお寒い日本とは違って、「反緊縮」の訴えはイギリスを含む欧州の大きなトレンドになりつつあるようだ。

古舘伊知郎朝日新聞民主党も、こうした世界の現実を直視して、ふざけた緊縮財政志向の思考からいい加減卒業すべき時なのではないか。